105歳の『縁の糸』 | junigorikunのブログ

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生きやすい高齢社会へ…

訪問介護ヘルパーの仕事をしています

 

 

パーキンソン病のマツコさんを一番長く寄り添って来られた先輩ヘルパーKさんから、とっても素敵なプレゼントを頂きました

 

草鞋(わらじ)風スリッパ



 

 

Kさんのお母様(105歳)が不要になった手ぬぐいなどの生地で編んだもの

"丈夫で洗濯機で洗えるよ、歩くと床もキレイになるしね"

未だに眼も手先も頭もしっかりされていると言う


Kさんがヘルパーの中でも一番パワフルなのでうなずけますが、それにしても105歳ゲッソリ私の倍滝汗


豪快に編み込まれた布を、マジマジと手で触っていたら、中島みゆきさんの『糸』の歌詞が浮かんで来ました


"縦の糸はあなた、横の糸はわたし

織りなす布はいつか誰かを温めうるかも知れない

縦の糸はあなた、横の糸はわたし

逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます"




ある方のブログに、

世界の人口が70億人として、1日5人の人に"はじめまして"と、自己紹介をしたとすると70億人全員に挨拶出来るのは350万年かかるといいます


友人、職場の人、恋人、夫婦など、長い間関わりがあるとすればそれは、奇跡に近い縁

たとえ関係にお別れが来たとしても、縁のあった人



私の今いる職場のヘルパーも、マツコさんのようなメンバーさんの出逢いもそう


逢うべき時に、逢うべき人に出逢えたことを、

とても仕合わせに感じます