珍しくちょっと早く会社を出る。
まだ雨が降らないから、
地下鉄には乗り換えず、JRの最寄り駅から、徒歩を選択した。
帰りにはいつも、
何か要る?
と、電話を入れる。
もう、たぶん、癖。
今日もいつものように電話をすると、
これまた珍しく、
おつまみ。
と言われる。
え?飲んでんの?
今飲んでるビールが、帰宅するまでもつのかは知らないけど、
おつまみになるであろうものを買い込む。
普段、おつまみを買わないから、
何がいいのか全くわからない。
たぶん、彼らの食に合うであろう諸々を買い込み、
コンビニを出た。
ったく。
と思いながらも、愛してやまない両親のために、
分不相応な量のおつまみを買い込んで。
こんな小さなことでも、
期待以上のことをしてあげたくなる。
こんな小さなことでも、
温かさをくれる両親への感謝は尽きない。
小さくなった背中を見て、
しわの増えた手の甲を見て、
その思いは募る。
まだ、ビール飲み干すなよー。