対談21『本心では「安全じゃない」と思ってる』
鬱ノ宮高校 番外編Q&A
対談21 『本心では「安全じゃない」と思ってる』
七雲: 口に出すか出さないかは別にして、
避難希望者サンや給食拒否児童サンに、
こう思っている人は、実は案外多いのではないでしょうか。
「自分一人だけ助かろうというのか」と。
緑子: でも普通、口には出さんわな。
「危険を叫ぶ人はデマ」という、お得意の持論と矛盾してしまうからの。
本当に安全なら、給食を食べようが食べまいが、
全員一人残らず助かるんじゃから。
七雲: 怒りにまかせて
つい本音がもれた、
というところでしょうか。
緑子: 要はバカなんじゃろ。
七雲: ……またそんな一刀両断で。
でもそういう思慮の浅い方々がいてくださるおかげで、
原発容認派・黙認派の本音を知ることができます。
緑子: 流されてる奴らは言質を取られまいと必死だから、
政治家みたいで何を言ってんのかよぅわからんのだよ。
言ってる事がコロコロ変わるしの。
七雲: このセリフが病的なのは、身の危険を大前提にしているところです。
つまり、「暫定基準値以下なら安全」という建前とは裏腹に、
本心では「安全じゃない」と思ってるわけです。
そうじゃないと、前述のセリフは理論上出てきません。
緑子: 語るに落ちた、ってところか。
しっかしトチ狂ったセリフじゃのぉ。
「俺も助からんのだから、お前も助かるな」
と言ってるのと同じ意味じゃからな。
七雲: 公共の電波に乗せて識者が述べる発言とは思えません。
もし安全でないなら、
どうして全員で助かろうとしないのでしょうか。
また、もし仮に自分は危険を承知で食べるにしても、
嫌がる人は自由にしてあげるくらいの度量はないのでしょうか。
緑子: しっかし…。
…なんじゃろーのー! この鬱屈した状況は!
七雲: 人は自分に嘘をついていると、
それがストレスになって、
どうしても鬱屈してきますから。
緑子: 嘘が充満するこの日本が、鬱屈してて当たり前か。
翼: いや、ちょっと待て。
全部が全部嘘とは限らんだろ。
そのキャスターのその発言だけのハナシだろ?
七雲: いいえ。
容認派の唱える食品安全論はだいたいが嘘なんですよ。
しかも本人も嘘だとわかってるハズです。
翼: そんなこと言っていいのか?
七雲: はい。
嘘を見破るためには、一つの質問をぶつけてみればいいのです。
いわば、魔法の言葉♪、ですね。
緑子: なんじゃ、その質問て。
七雲: じゃ言いますね。
「もし事故を起こしたのが中韓の原発だったとしても、
食品は安全だと言い続けられますか?」
緑子: ……むうううう。
翼: ……。
七雲: 次回は、具体的に検証していきますね。


