「私の人生このままでいいのかなぁ?」って
相談に来てくれる方はとても多い


その人の中では答えが出ているんだと思う

「今のままだとイヤだな!」
「変わりたい!」

きっとその言葉の裏返しが
「私の人生このままでいいのかなぁ?」
なんだと思う



でもさ
変わりたくても、変わるのって、
とても怖かったりする


チャレンジしたいと思っても
チャレンジすることが不安だったりもする


ん〜まぁ
だから僕らコーチがいるんだけどね笑
勝手に一人ぼっちになるなよ〜!笑



それでね!
そういう時に、たまに僕は

大学時代に失恋をして
自分探しをしていた時のお話をするんです



2019年も年末で
気持ちは2020年に片足を突っ込んでいるこの時期


僕のおバカ話が
あなたへのエールになることを願って
ブログを書きますね笑


大ヒットした啓発本
「チーズはどこに消えた」を真似して書きます
 

「彼女はどこに消えた」
新宿→小田原 小田急線を歩いた大学生のお話


「もう別れましょう・・・」

大学3年生の夏
原潤一郎くんはお付き合いをしていた彼女に
別れを告げられたのでした


「えっ!なんで?なんで??」
天国から地獄へ・・・
目の前が真っ暗になるとはこのこと


じゅん青年の頭には
サスケの「青いベンチ」という曲の歌詞

「この声が枯れるくらいに君を好きと言えば良かった」が
止まらん止まらん!!リフレインリフレイン!


それを打ち消すかのように
猛烈に何かにチャレンジしたくて仕方なくなったのでした


そして決めたチャレンジが
「よし!小田急線を徒歩で制覇してやる!」
という意味不明なチャレンジやったそうな


今の僕から見ても
完全にアホである笑


しかしこのときの経験が
信じられへんくらいの教訓を生んだのであった



++++


 

スタートは新宿駅
ゴールは小田原


「小田急線沿線を歩けば
 ゴールに着くだろう!」と

たかをくくっていた僕は
早速つまづく

「道がわからない」のだ


落ち込んでいた気分を変えようと
目線を10センチだけ上げてみた

すると目の前に飛び込んできたのは
雨男の僕にはもったいないほど綺麗な青空と
道路標識だった


そこで僕はコンビニで100円のメモ帳を買い
この旅で感じた教訓を書き記そうと決めた

ノートにはこう書いた
 

 

視点を変えてみよう!
ゴールへの道しるべは以外とすぐそこにある

完全なゴールへの道筋はわからなくても
小さなゴールへの道筋は見えてくる

 

 

ところが信じた道を歩いていても
通行止め・行き止まり・道路工事などで
八方塞がりになってしまうことがあった


「せっかくここまで歩いたのに」
無駄足を悔やむこともあったし

「あの曲がり角で右に行っておけば!!」と
自分の選択を激しく悔いた


しばらく途方に暮れていると
途方に暮れている自分に飽きてきた


そしてノートにこう書いたのだ

 

時には来た道を戻る勇気も大切だ!
引き返せばいい!

そして、あの時とは違う道を行けばいい
ただそれだけ!
 

 

 

「この道で合ってるかな?」
「不安だな・・・」

そう思いながら進んでいる時
行き止まりまでの道は果てしなく不安で遠かった

でも不思議なもので
一度来た道をもうすでに知った道
今まで歩いてきた道

あの時選択に間違えた交差点へ
戻ることは不安が一切なかった

ものすごく早く戻れた気がした


すると目の前に
とても優しそうな顔の、おばあちゃんがいた

僕は話しかけた
「新百合ケ丘駅にはどう行ったらいいですか?」


おばあちゃんはニコッと笑って
やさしく行き方を教えてくれた


そこで僕はノートを取り出して
また書き記した
 

 

なんでも自分一人で決めつけないことが大切

道を教えてくれる人は近くにいるのだ
 


 

だんだんと日が暮れてきて
ライトを点灯させる車も増えてきた頃

「山越えをする必要がある!」
という事実に直面した


電車であればトンネルを進めば良いだけ

だけど僕はトンネルを歩くことができない


なぜなら電車に轢かれるし
運よく通過できてもきっと逮捕されるだろう
僕のゴールはそこじゃない!


山道を歩きながら
心から伊能忠敬さんを尊敬した

大きな山にトンネルを掘ろうとした
名前も知らない英雄

電車というものを発明した
文明の利器


気づけば涙が溢れそうだった

僕は自分の目の前にあって
あたりまえに使わせてもらっていた
ありとあらゆるものに感謝した


そこでノートにこう記した
 

 

今、目の前にあるもの全てが
誰かの汗と涙の結晶

「もっと便利に!」「もっと誰かの役に立ちたい!」
その気持ちが自分を!時代を!大きく変える

そして、その優しい気持ちがいつの日か
後の世代に残り、多くの人の「あたりまえ」「常識」になっていく
 

 

 

とはいえ
涙をぬぐいながら
ひたすら山道を歩いている大学生・・・


明らかに不審者である

当時は今みたいにスマホのあかりもなく
懐中電灯もなかった僕は
白黒のガラケーで足元を照らしながら歩くのだった


車が通るたびに安心した
これから歩いて行く道を照らしてくれるからだ

しかし
車の運転手さんは
きっと得体の知れない恐怖を感じたに違いない


僕が一番怖さを感じたのは
車ではなく、ガサガサという物音だった

「クマ?ライオン?」
そんなことよりもオバケが恐かった


そこでノートにこう記した
 

 

不安や心配に陥るのは
その正体がわからないから

大体の場合、自分の頭で想像していることが
一番怖いこと

不安に思うことがあったら、とにかく見えるようにしよう
書き出してみると、そんなに不安も多くなかったり、大したことがなかったりする
 

 

 

その時出てきたのは
可愛いたぬきさん


僕は癒されて山を越えたのだった


足はすでにガクガク
生まれて初めて「足が棒になるってこんな感覚なんだ」と
味わった

少し休みたいけど
座ったらもう立てない気がした

そこでノートにこう書いた
 

 

自分に負けそうになる時がある
まったく進んでないように感じる時もある

そんな時は今まで歩いてきた道を振り返ってみよう
出会った人、応援してくれた人を思い出そう

倒れそうな時、今まで歩いてきた過去が優しく
背中を支えてくれる

 

そして僕は小田原に着いたのです
街の明かりが優しかった

とてつもない充実感や達成感を
体全体で味わっていた


そしてその日に入った風呂は
今までで一番気持ちが良かったのです


そういえば親に
どこに行くかも伝えていなかった・・・

電話をするとオカンが出た
「どこに行ってたの〜!心配したわよ〜!!!」


ごめん・・・と思いながらも嬉しかった
そしてノートにこう記した

 

いつもどんなときでも自分のことを思ってくれている人がいる

一人ぼっちに感じることもあったけど、
応援してくれる人がいる!想っていてくれる人がいる
僕も誰かが勝手に一人になろうとしてる時、その人を想える人になろう
 

 

 

次の日、目が覚めて
夢じゃなかったことに気づいた

「あっ小田原まで来たんだ・・・」

そう想ったら無性に
熱海に行きたくなった

「よし!ここまできたら熱海まで行くか!」

そしてノートにこう記した

 

ゴールにたどり着いてみたら
次のゴールへの誘惑が僕を動かした

人生ってそういうものなのかもね!



そして僕は熱海へと
歩みを進めたのであった



しかしその時の原潤一郎は
熱海までの道のりも、山道であることをしらなかったのである



+++おわり+++


2020年
どんな1年にしたいですか?


本当はチャレンジしたいことがあったり
「できるかな?」って不安に思うこともあるかもしれません


そんな時こそ
自分の心に聞いてみてください

「それ、やりたい?」って


人ってね
「できるか」「できないか」のパワーより

「やりたいか」「やりたくないか」のパワーの方が強いから!


2020年が世界中すべての人にとって
2019年よりも1秒でも長く幸せを感じられる一年になりますように


2020年
たくさんの良き思い出を作って行きまっしょい!


じゅんコーチより

 

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これは僕が書いた本です

 

 

 


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