仕事をしている最中
ママ友とお茶をしている最中
夕飯の買い物の最中
どんな時も鳴り止まない
ママさん達の携帯電話
相手は誰や？
はい！我が子です！
「ママ！学校から帰ってきたよ！」
「ママ！おかし食べていい？」
「ママ！今どこ？」
「ママ！友達と公園に行ってきていい？」
「ママ！何時に帰ってくるの？」
「ママ！お兄ちゃんが僕をぶった！」
and so on・・・
社会人になれば
「報連相が大切です！」と言われるものの
10分おきに掛かってくるものだから
「友達と落ち着いておしゃべりもできひん！」って思ったり
「ストーカーかい〜！！」
などとツッコミを入れながらも
「もう少し連絡を減らしてもらえないかな〜？」
と思っているお母さん達。めっちゃ多いのです
そこで、
電話をしまくる4年生男子とお話をするために
じゅんさん出動しました！
そして、電話をたくさんする本当の理由を知って
あたくし、その子の優しさにジーーーーーンときてしまったのです
その子に
「いつも学校終わって、どんな感じで過ごしてるの〜？」と聞くと
「えっとね〜、友達と一緒に途中まで帰って
バイバイしたら、そこから家までダッシュするんだ〜」
というのです
その話を聞いて
あたしゃ一つ気になったんです
「なんで友達とバイバイした後
家までダッシュするの？」
そしたらね
恥ずかしいそぶりをするわけでもなく
即答するわけですよ
「だって走った方が早くママに会えるじゃん！」って
その話を隣で聞いてたお母さん
「キャ！」なんて言いながら、胸キュン！
僕は
「そうだよね〜走った方が早く会えるもんね！」
と言いながら聞いてみました
「走って家に着いた時はどんな気持ち？」
そしたら２つの答えを話してくれました
「玄関の鍵が開いてたらホッとする気持ち」
「鍵が閉まっていたら心配な気持ちになる」
面白いですよね〜
大人だと逆かもしれへんやん！
だって鍵が開いてたら
誰かが侵入して怖いかもしれへんやん笑
その子にとっては
【鍵が開いてる＝ママがいる証拠】なんです
だからホッとできた
だけど鍵が閉まっていると
不安な気持ちになってしまうのだそうです
そこでね
「鍵が閉まっている時は、なにをするの？」って聞いてみると
「ママに電話をする！」って言ってくれました
僕 「ママが携帯に出なかったら？」
その子「また掛ける」
僕 「それでも出なかったら？」
その子「何回も掛ける」
そこで、
「なるほどね〜！！！」と言いながら
なんでそんなに電話するの？って聞いてみました
すると彼の口から
僕の想像の上をいく言葉が出てきたんです
「ママ、死んじゃってないかな〜？って心配だから」
っていうじゃありませんか！！
その子は言うのです
だってさ、僕が学校に行ってる間に
ママに何かあったら絶対イヤなの
だから走って、できるだけ早く帰ってくるんだけど
家にママがいないと、ママ可愛いから誘拐されてると思っちゃう
だから心配で何回も電話するんだ！
・・・・・
何度も電話をかける
電話が繋がっても別の用を作り出してまた掛ける・・・
それって、
報告でも連絡でも相談でもなく
本当は
安否確認だったんです！！！
その子の本音を知れて
隣でお母さん、笑いながら泣いている・・・
「ホント、バカなんだから・・・」って言いながらも
なんだかとても嬉しそう
そしてお母さんは
その子の頬を両手でそっと包みながら伝えました
「ママは死なないよ！
それからママ、あなたに謝らなきゃ・・・」と言って
目にたくさん涙を浮かべながら話をしてくれました
ママね・・・
お友達とお茶している時でも
あなたから何回も電話がかかってきて
「ママにもゆっくりする時間が欲しい！
なんでいつもこんなに電話するの！」って思っちゃってた・・・
だけど今日
こんなにもママのことを心配してくれてたから
電話をしてたんだということを初めて知ったんだ
あなたの本当の気持ちなんて
全然考えてなかったね！ごめんね！
そうしたら、その子が言うんです
「そうだよね！僕は学校でいつも友達と会えるから、
会えるのが当たり前だけど、ママもお友達と会う時間欲しいよね！
じゃあさ、心配ならないルールを一緒に決めよ！」
そこで作った親子のルール
・学校から帰ってきた時にお出かけしている時は
お手紙を書いてテーブルに置いておく
そのお手紙の始まりには絶対、「おかえり！」と書く
お互いの本音を分かり合える
共通のルールを作る
この２つについて話ができたことで
信じられないくらい、通信費が安くなったそうです！
いや、それもそうなんやけど
お互いにストレスなく安心できるようになったそうです笑
男の子って
なんだか小さなナイト（騎士）みたいですね！
すごくかっこいい！
どんな行動や言動でも
実はその裏側には隠れん坊しながらも
ひょっこりと顔を出している優しい想いがある
「何回もかけてくるのはやめて！」って言いたくなるけど
その気持ちを一回グッと飲み込んで、
お話をしてみてはいかがでしょう？
だけどね、
こういう話し合いができりゃいいけど
なかなかできないもんなんです
それはなぜかというと
聞く側に心の余裕がないから
心がざわついてる時って
人の話なんて全然聴けないじゃないですか＾＾
なので
お子さんとしっかり話をしたいとき
まず大切にしてほしいこと
それは
「まず自分自身をゴキゲンに！」です！！
これ、コーチである僕自身も
とても大切にしていることでもあるんですよ〜
お気に入りの笑える動画を見たり
大好きな曲を聴いたり
リラックスできるアロマの匂いをかいでみたり
以外とすぐにできることって
たくさんあるので試してみてくださいね〜＾＾
ほら、
なんとなく聞こえてきませんか？
『ママはままだから大好きなんだよ！』
っていう、お子さんの声が！
じゅんコーチより