IWA・JAPANプロレス周年記念シリーズ 番外編 | 佐藤淳一レフェリーブログ “きれいな水で泳ぐも人生。 汚れた水で泳ぐも人生。”

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2017年11月23日にプロレスレフェリーを引退しました。
現役時代は、沢山の方に支えられ、そして応援していただきありがとうございました。

雑誌には載っていない8周年記念シリーズの番外編をお届けします。

このシリーズは外国人レスラーが多数参戦していましたので営業Oさんとパンチョ軽部レフェリーの車で成田空港まで迎えに行きます。

Oさんの車にはタイガー・ジェット・シンが同乗。

パンチョ軽部レフェリーの車には、
ジプシー・ジョー
フレディ・クルーガー(ダグ・ギルバート)
レザー・フェイス
“大巨人”ドラゴ
淳一レフェリー

時間は夕刻。
車は都内に入り新宿が近くなってくると、流暢な日本語で

「冷たいビールが飲みたいなぁ~」

声の主は“放浪の殺し屋”ジプシー・ジョー選手!!
ジョーさんは本当に親日家で日本語もお上手でした。
誰に教わったのか?少しエッチな言葉も(笑)

代々木大会では全盛期と同じくイスで殴られても強靭な肉体を披露していました。

車は新宿三丁目にある『ホテル長春館』に到着します。

ダグやレザーは常宿でしたので、さっさと車を降りてホテルロビーへ。

一人車から降りない選手が…。

“大巨人”ドラゴ選手。

過去2回の来日ではタイガーと二人でしたのでタイガーと同じくランクの高いホテルに宿泊させました。

『タイガーと同じホテルじゃない』とゴネて、なかなか降りないドラゴに対して、

ダグ「早く降りろヤングボーイ!!」

この行動により、ドラゴはジョー、レザー、ダグにバカにされまくりシリーズを終えました。

また、ドラゴはこれが日本最後の来日になりました。

代々木大会翌日の東京スポーツ新聞を購入するとカラー芸能面にデカデカとIWAの記事が。

真ん中には“イケメン”淳一レフェリーの姿!!

この写真は記憶にあり、リング上で物凄い数のフラッシュが焚かれたのを覚えています。

どれかのスポーツ新聞か週刊誌に掲載されるだろう。
と思っていたら東京スポーツ新聞だったわけです。

非情に嬉しかったです。