同棲生活開始 | 佐藤淳一レフェリーブログ “きれいな水で泳ぐも人生。 汚れた水で泳ぐも人生。”

佐藤淳一レフェリーブログ “きれいな水で泳ぐも人生。 汚れた水で泳ぐも人生。”

2017年11月23日にプロレスレフェリーを引退しました。
現役時代は、沢山の方に支えられ、そして応援していただきありがとうございました。

4月29日のタワーレコードのアルバイトのご縁でお付き合いを始めた彼女。

付き合い初めは今思い返して見てもバカなカップルでした。

IWA・JAPANプロレスの事務所勤務が終わる18時に退社。

速攻、新宿駅東口にあるパチンコ屋に駆け込み一発勝負。

勝てば、儲けもので新宿に彼女とお泊まり。

負ければ新宿で彼女と一杯飲んで解散。

こんな感じでお付き合いをしていました。

デートは専ら新宿のアイマックスシアターで映画鑑賞からの居酒屋。

一二ヵ月続くと流石に『同棲した方が金銭的にも楽じゃない?』

という思いが芽生え、同棲を視野に考え始めます。

佐藤淳一の給料17万円(IWA)。
彼女の給料8万円(クロネコヤマト)。

無謀な同棲生活が始まります。

探した物件は、IWA事務所から徒歩圏内の新宿駅にスムーズに行ける場所。

埼京線の通勤快速や武蔵野線が停車する『武蔵浦和駅』に的を絞って探します。

駅から徒歩15分。3LDK。家賃7万円の物件をセレクト。

8月引っ越しをメドに計画をします。

この同棲生活には祖父が大反対。

祖父「長男が家を出るとは何事だ!!」

と毎日顔を合わせる度に説教。

淳一「じじいのくせにウルセーな!!」

と聞く耳を持たず。

引っ越し当日の朝に祖父に呼ばれ、同棲生活の厳しさをネチネチと語られ、内心うんざり…。

最後は、

祖父「色々と大変だから…。」

と封筒に入った100万円を差し出されるも、

淳一『説教せずにさっさとよこせばいいのに…。』

と感謝もせずに鷲掴むように100万円を奪取。

祖父の偉大さを解るようになるのは祖父が死んでからのこと。
当時は、『100万円もらってラッキー』
くらいしか思っていませんでした。

引っ越しは、パンチョ軽部レフェリーの運転する2トン車でスムーズに進行。

祖父からの100万円は、生活道具一式と外食や娯楽費にあっという間に消えます。

馴れ親しんだ横浜市を離れ埼玉県で無謀な同棲生活を始めます。

淳一20歳。
彼女24歳。