1997年5月22日冬木軍プロモーション後楽園ホール | 佐藤淳一レフェリーブログ “きれいな水で泳ぐも人生。 汚れた水で泳ぐも人生。”

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2017年11月23日にプロレスレフェリーを引退しました。
現役時代は、沢山の方に支えられ、そして応援していただきありがとうございました。

IWA・JAPANプロレス、リングスタッフ時代、IWAのリングを各団体にレンタルしていた関係で冬木軍プロモーションや新東京プロレス等の都内近郊大会の設営や撤去など手伝いに参加していました。
(インディー活性化実行委員会もIWAのリングだった気がします。)

前回のブログにも書きましたが、
トルトゥガー選手が激闘を演じた5月22日冬木軍プロモーション後楽園ホール大会。

淳一少年には、もう一つの楽しみがありました。

大会約2週間前に冬木軍プロモーションが記者会見を行い、冬木軍エスコート役に
コギャル軍団が登場するというものでした。

冬木軍プロモーション3月29日プレ旗揚げ戦
HARUMIドーム大会では、当時大人気で品薄状態の携帯ゲーム『たまごっち』を
来場者に抽選でプレゼントをして話題を呼んでいました。

話題作り第2弾は、これまた世間を賑わせていたコギャルwithルーズソックス。



会見に登場した、佐久間直美さんにときめいていました。


こんな写真が週刊ゴングに掲載されていましたので、リングに上がった時には、
パンツが見えるんじゃないか?
淡い期待を胸にリング作りに励んでいました。(当然、学校は休んでリング作り。)

週刊ゴングには、佐久間直美さんの
プロフィールが掲載されており、
神奈川県出身の16才。

淳一少年、横浜市戸塚区在住17才。

『1つ年下かぁ~』

『少しでもプロレスに理解がある、こんな可愛い彼女が出来ないかなぁ~』

彼女のいない淳一少年。
あれこれ想像が広がります。
(この頃、一番欲しかったものはお金よりも彼女でした。)

リング作りを終えて休憩していると
女子高生軍団が会場入りしてきました。

近くを通った際に、

「お疲れ様です!!」

と関係者面して挨拶アピール。




『写真で見るより可愛い~』

淳一少年は佐久間直美さんに一目惚れ。

この日、メインイベントに出場する
トルトゥガー選手に、

淳一「今の子見た??
目がパッチリして超可愛いですよね!!」

トルトゥガー選手「イチローは若いなぁ」

その後もトルトゥガー選手に直美ちゃんのことをあーでもない、こーでもないと
一方的に話かけていました。
(大事なメインイベントを控えている選手の気持ちを考えずに…。)

メインイベントでは、トルトゥガー選手が激闘を演じますが、冬木選手の地団駄ラリアットの前に撃沈。



試合後には、ライオネス飛鳥選手が
バリカンを持って外道選手を坊主に…。
間髪入れず冬木選手の生たまご攻撃で
リング上は修羅場に。


ベルトを持ったままどうしていいか分からない女子高生軍団。

困っている女子高生軍団に近づき、
淳一少年は、関係者面しながら優しく
女子高生軍団を冬木選手の方へ誘導。

直美ちゃん「ありがとうございます。」


たった一言の会話でしたが
撤去作業時は、一人浮かれていました。

メインイベントで奮闘したトルトゥガー選手にも報告。
さすがに呆れていました。

この項、次回に続きます。