中学校に入学すると同時に、『ワールドプロレスリング』の放送時間が変更されます。
今までは、土曜日16:00~でしたが、土曜日の深夜放送に変更されました。(時間はまちまちでした。)
それと同時に小学校のときにあれだけプロレスの話をした友人も段々とプロレスファンから離れていくのがわかりました。
ビデオデッキで録画をしていましたが、
『リアルタイムで見ないとダメだ!!』
と変なこだわりがあり、眠い目をこすりながら毎週欠かさず見ていました。
ふと、コマーシャルの時に別のチャンネルを回すと
お色気番組が放送されていました。
『ギルガメッシュナイト』
中学生の淳一少年には非常に刺激が強く、飯島愛さんのTバック姿に毎週興奮していたのを覚えています。
親にはプロレスを見るという口実で夜更かしをしていました。
実際は…………………
プロレスを見る→コマーシャル→ギルガメを見る→コマーシャル終わりにプロレスに戻る
次第に比率が変わり、
ギルガメを見る→コマーシャル→プロレスを見る→コマーシャル終わりにギルガメに戻る
さらには、
ギルガメを見る→コマーシャル(プロレスに戻らず)→ギルガメを見る
『プロレスはビデオで録画しているから明日ゆっくり見ればいいや。』←当時の本音です。
親がトイレのために起きてきたときは、素早くプロレスにチャンネルを変える!!
常に神経を研ぎ澄まして、緊張感を持って『ギルガメ』を楽しんでいました。
ただ、プロ野球中継が長引いてプロレスの放送時間が3時過ぎになることもしばしば。
ギルガメが終了してもプロレスを見ると言って夜更かしをしている手前、3時まで(終了するのは4時)起きているのが辛かった…。
リモコンを片手に寝ていることも何度もありました。
ギルガメと同様に『トゥナイト2』でも夜更かしをしていました。(お色気の中にプロレスのドキュメントなどが放送されていました。)
今は、お色気番組は地上波ではめっきり無くなりましたが、ワールドプロレスリングにまつわる思春期のほろ苦い思い出です。