10日の18時の回をもって奈良での上映が終了しました。

「ならまちセンター」「大和郡山城ホール」併せて600名余の方が来てくださいました。
これってかなり凄いと思います。
ご来場くださった皆様に心より御礼申し上げます。

この作品は派手な描写はありませんが、淡々と流れるストーリーにグイグイと引き込まれ、知らず知らずに涙が滲んでく作品です。

人間としてこの世に生を受け、家族を作り、そして死んでゆく、この当たり前とも言えることが今はそうではないようです。
これに対する戸田監督の問いかけがストレートに伝わってきます。
今社会問題になっている無縁死に、真っ向から挑んだ作品とも言えるかも知れません。


次は4月24~30日の大阪九条のシネ・ヌーボです。
18:10~と20:30~の2回上映ですので、お時間の作れる方は是非お越し下さい。
また作れない方は無理してお越し下さい。(笑)

この作品は現在予定されている上映だけには留まらないかも知れません、そんな気がします。


話は変わりますが、昨年私達も協力して製作された『美しい術』(大江崇允脚本・監督)が、先月より大阪で行われていたシネ・ドライブという映画祭で監督賞を受賞しました。
この映画祭は全国から選りすぐったインディーズ作品を集めて行われた映画祭です。
大江さん、おめでとうございます。
私達もうれしいですよ。