新年明けましておめでとうございます。

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利益率の高い商売

ビジネスの基本として、好景気時には薄利多売のビジネス


不景気時には高利益率商売をという教えがあります。


好景気(景気拡大時)はドンドン消費が生まれるので、資本力で規模拡大し、シェアと取りに行く事が重要だという事です。


一方で不景気時には一気にお財布のヒモを締め始めるので、
高利益商売でゆとりある経営をする事が需要だという事です。


景気が悪くなるとまずカットされるのが飲食費や飲み代です。


これが飲食店は水物だといわれる所以です。


しかし、不景気の中でもお金を出したい人は山ほどいる訳で、だからこそ不景気の時には高利益率の商売をする事が重要。



「価格競争ビジネスの末路」

まずは原則1として、利益率の高い商売をしようという事について、安易に価格競争ビジネスに参入してしまうと、待ち受ける結果は『人への負担』です。



例えば、某牛丼業界では、過酷な労働環境で一時期話題になりました。
居酒屋チェーン店業界の激しい競争も有名な話です。



それと同時に原価率を下げるために素材のランクを落とす事も必要で、働くスタッフどころかお客様にまで、上質なサービスを提供できなくなってしまいます。


ムリな値下げを仕入先の取引業者に押し付けることもあるでしょう。



利益率の低い商売に手を出すと価格競争に陥ってしまうわけですが、その先に待ち受けるものは、従業員、お客様、そして取引業者さん等の人への負担となってしまいます。



「高利益ビジネスの未来」

一方で高利益ビジネスを運営すれば人にとって優しいビジネスを継続することが可能です。


従業員の給料を上げることができますし、休日の数を増やす事もできますし、ボーナス等の福利厚生も充実させることが可能です。


取引先にもムリな値下げ交渉をする必要がないので、
末永くお互いwin-winの状態で、お付き合いすることができますし、


例えば、

美容院であれば、ゆとりある空間と最先端の設備でお客様をもてなすことも可能です。


ビジネスセミナーや起業セミナーなどに参加するときも、
参加者のことを考えてくれるセミナー講師は、
しっかりと会場にゆとりを持たせ参加者の学びの環境を第一に考えてくれます。


高利益率ビジネスができれば、自分のスタッフにも取引先にもお客様にも優しいビジネスを行う事が可能です。