高級車を所有していたり、高級腕時計や高級ブランドのものを身につけている人は、金銭感覚がおかしいと思いがちですが、そうではありません。
むしろ普通の人より、その価値の感覚は優れています。
中途半端にお金を人より稼いでいる人が、1000万円以上もする車を「こんなの安いよ！」と言っていたとしたら、それは嘘です。
200万円の車が高いか、安いか？
1000万円の車が高いか、安いか？
1万円のGショックが高いか、安いか？
300万円のロレックスが高いか、安いか？
この価値がわかっているからこそ、高いものを所有したくなるわけです。
“高い”とわかっているから、それを所有することがステータスだと感じているわけで、
お金持ちが乗っているフェラーリやランボルギーニやロールスロイスなどの超高級車が、クラウンやプリウスと同じ金額だったら、買っていないと思います。
価値がわかっているから、
高いから買いたい、所有したい！という欲が出るわけで、
誰もが手に入れられないものだと理解しているから、それを所有した自分に価値があると感じているわけです。
もし、
エルメスのバーキンが4万円だったら・・・
ルブタンの靴が4000円だったら・・・
「買いたい！」「所有したい！」と思いますか？
“高い”と理解しているから、それを所有するステータスがあるのです。
狂っているというなら、
年収で数千万円、数億円稼いでいるのに、
中古の軽自動車に乗って、築年数が経ってる古いワンルームマンションに住んで、
コンビニ弁当を食べてたら、金銭感覚が狂っているかもしれませんね（笑）
高級なものを所有している人ほど、金銭感覚が優れています。
しかし、金額が高いから良いものというわけではなくて、
価値がわかっている人は、300万円の腕時計もしますが、
海に行けば1万円のGショックの方が、価値があることを知っています。
都会でフェラーリに乗っていても、スーパーに買い物に行くのは、プリウスや軽自動車の方が、小回りがきいて、実用性もあるので便利です。
エルメスバーキンを持って銀座を歩いているセレブも、
ハワイでアクティブな行動するなら、万能リュックの方が価値があります。
なんでも高ければ良いというものではなくて、
価値を理解していることが金銭感覚だと思いますし、
本当に価値がわかっている人だと思います。