仕事ができる人は、世の中をよく見ている人だと思う。
例えば、社員のこと、取引先のこと、読者のこと、顧客のこと。
自分以外の他者に対して、よく観察できている人は、
例外なく仕事ができる人だと思います。
逆に、仕事ができない人は、全く物事を観察していない。
ただ、観察にも技術が要ると思っていて、
てんで、お門違いな観察をしては逆効果になりかねないと思います。
観察するなら、正しく把握しないとならない。
対象を見るときは、色々な角度からという大前提。
例えば、人を見るときは、表情、声のトーン、言葉使い、服装など、異なる視点から見る。
ビジネスを見るときは、売上だけではなくて、利益、顧客単価、顧客層、社会性、営業種別など。
色々な視点から見るということが大切です。
観察するときは、色々な角度から継続して、変化を見つつ相関を探り、法則を抜き取るという感じでやると、この世の中で上手くいかないことはない気がします。
これが、観察力です。
仕事ができない人は観察していない人、
そして、一つの視点から勘違いな分析をしている人だと思います。
センスがよく成果を常に出せる人は、よく物事や現象を観察していて、
且つ、多角的な視点から柔軟に幅広く考えられる人だと思います。