彼女は、「女性は何も出来ない」
「守って」という雰囲気をもっていれば
幸せになれると信じていました。
「女友達はいません」ときっぱりと
言う彼女は、自分の理想とする男性と
結婚するためには、女友達は必要ないと
考えていたそうです。
２０代の頃から、よくモテて、彼がいなかった
時期については、記憶にないそうです。
そして、３０代も後半に入り・・・
私のところにやってきました。
「先生、今考えてみれば、３回以上
肉体関係を持った男性はいません」
「気付いたら、３ヶ月以上つきあった
男性はいなかったような気がします。
一度など、執拗に連絡をしたら、
激怒されて暴力を振るわれたりもしました。」
彼女は確かに、見た目にも可愛らしい容姿
ですし、男性受けする声や仕草で受け答え
をします。
また、どこか守ってやりたいような雰囲気も
持っているので、確かに彼女に憧れて
近寄ってきた男性は多いのでしょう。
「何が悪かったと思いますか？」
そう聞くと、黙ったまま何も言いません。
「あなたは、自分らしく生きるよりも
モテる自分として生きる事に夢中になってしまい
本当の自分が分からないのではないですか？
彼に自分の意思を伝えたくても、何を話して
良いのかさえ分からなかったのでは？」
そう聞くと、コックリと頷きました。
容姿を磨くことに意義はありません。
女性は華やかで美しいことも、幸せになる
為の一つの条件かもしれません。
ただし、楽しい会話が出来たり、面白い
情報を知っていたり、自分らしい生き方が
出来ていたり・・・
多少の欠点があっても、リカバーできるだけの
何か一つ輝くものを身につけていたりする方が、
本当の幸せな恋愛に出会う確立は高いのです。
今、彼はいないけど、お稽古に夢中になって
いたり、友達と語り合う事が楽しかったり
そんな時期を過ごしている貴女は
是非、大いにそんな日々の中から、
自分らしさをみつけて欲しいと思います。
運命の彼との出会いは、明日という
可能性はゼロではないのですから・・・・
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志摩純一価値婚通信
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