大好きな彼をかならず手に入れる恋愛の極意
志摩純一著 発売まで あと・・・・6日 
「私は、背が高くて、優しくて、年収は６００万以上かな？」
「それじゃ、年収少なくない？私なら８００万円」
「すでに、ローンもなくて家を持っていれば、８００万でもいいかな？」
これは、お昼休みにランチをしていたＯＬさん達の会話です。
よく、自己啓発などで言われる、具体的なビジョンを掲げて
それに向って行かないと、夢は実現できないという法則・・・
恋愛にも応用される事は、大いに結構なのですが・・・・
夢は、ビジョンさえ明確であれば叶うわけではありません。
理想に合った内容を自分も持ち合わせているか・・・
これは、案外と見落としている事が多いのです。
例えば、年収は高く、港区のマンションを所有していて・・・
という彼の生活・・・現実にはどんな生活を送っているのか・・
あなたは、彼の365日を漠然とでも想像が出来ますか？
表面で見えている部分だけではなく、その陰にある様々な
面倒なこと、これは、年収が高く、良い暮らしであれば、
あるだけ、多く付録も付いてくることが多いのです。
分かりやすく一つだけ例を挙げてお話しましょう。
Ａ子さんは、海外旅行が大好きで、いずれは商社マンの
妻になって、海外で暮したいと考えていました。
彼女は、エステや美容室にスポーツクラブとそれは美に
お金と時間をつぎ込み、ともかく、商社マンと結婚すること
だけに集中したのです。
やがて、念願の彼をゲットして、その１年後に彼の海外
赴任を機会に結婚し、旅立って行きました。
ところが・・・１年もしないうちに、彼女は日本に戻ってきた
のです・・・
理由は、海外に馴染めなかった・・・
まず、彼女は海外に行けば必ずメイドさんが、料理から
家事の全てをやってくれるから、私には必要ないと思い
独身時代、自炊などはしませんでした。
また、夫さえ英語が話せれば、自分は必要ないと
思っていたので、英会話も苦手です。
ですが、昼間家にいて、メイドさん達に指示を出すのは
自分です。
簡単な事すら、上手に指示が出せないことも、彼女には
かなりのストレスになった様です。
その上、海外に行けば、必ずホームパーティなどで、
接待が付いてまわります。
料理のレパートリーも、基礎的な知識も分からないＡ子
さんは、メイド達を仕切る事が出来ません。
そのうちに、邦人会の古参のご夫人から
「うちのメイドがお宅のメイドさんから、
聞いてきたけど、前任の奥様は、テキパキと
指示を出してくれたらか、やりやすかったけど、
今の奥様は、英語すら話せずに、
パーティのメニューも決められない。
尊敬は出来ない」
と言っていたことを聞かされます。
また、誰かと会うたびに、日本の文化の事を質問されても、
日本の歴史も茶道や華道などのカルチャーにも全く興味が無か
ったＡ子さんは
何度も大恥をかくことになります。
そんな事が度重なって、とうとう彼女は夫と離婚を覚悟で、
単身日本へ舞い戻ってしまったのです。
憧れの彼・・・・これを胸に抱くのは大いに結構です。
ただ、その憧れの彼に相応しい女性とは、
どんな女性なのか・・・
どんな要素を兼ね備えるべきか・・・
自分がなるべき姿も是非、一緒にビジョンとして
描いて欲しいと思います。
「私は、今のまま・・・
自然体でいられるのが一番だわ・・・」
そう、貴女が思ったのならば
そう！その自然体のまま、出会い、
愛を育んだ人が一番あたならしく
生きられる相手でしょう・・・
努力して、自分を磨いて理想の彼と幸せに
なるのか・・・
今のままで、無理なく一緒にいられる
彼と幸せになるのか・・・
すべては、あなたの気持ちが、決めることです。
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