昨夜のセミナーで、少し分かりづらい表現をしてしまったので、あらためて補講の意味で、母性愛についてお話しましょう。


彼女が彼に与える母性愛には、男性にとって良い働きをする母性愛と悪い働きをする母性愛の二つがあります。


「良い母性愛」とは、お母さんに対する良い思い出に繋がり、逆に「悪い母性愛」とは、お母さんに対する悪い想い出に繋がると理解して下さい。



母親に対する良い想い出、言い換えれば「お母さん大好き」という良い記憶は、「はいはいと受容してくれる優しさ」「抱っこして抱きしめてくれる優しさ」「お小遣いをくれる」などです。




なので、彼女や妻が「受容してくれる」「辛い時に慰めてくれる」「困った時にさり気なくお金を出してくれる」をしてくれると、良い想い出=大好きの感情が生まれます。

このプラスの感情は、脳の奥がこの感覚って大好きと感じるだけで、母親の面影にまでは繋がりません。なぜならば、この想いは根が深くないからです。

幸せ~と酔いしれて、この女性を幸せにしなきゃ・・の方向へベクトルを上げていきます。


ところが、悪い記憶を呼び覚ました時には、「嫌悪、怒り、理不尽な記憶」というナーバスで根の深い記憶を呼び覚ましますから、「そう言えば母親もこんな風にガミガミと俺を叱ったな。。。」「いちいち箸の上げ下ろしに文句を言われたっけ」と嫌な母親の記憶を呼び覚ますので、彼女や妻が母親に思えてくるのです。


そして、厄介なのは「母親」には、性的な関心をもってはいけないと脳で繰り返し学習した事が働き出すと、彼女が抱けなくなる可能性が高い。。というわけです。


また、「はいはいの受容」「抱っこして慰める」「困った時にお小遣い」って!!「これじゃ、女性は受入れてばかりで、ストレスフルになるばかり、いったいどの時代の女性の話よ?」と思われるのは分かります。


ですが、男女の仲はあくまでも「コミュニケーション」によって成り立たせるべきもの。


私は彼の女だから、何をしても何を言ってもいいのよと思ってしまうと難しい関係になります。


また、男は単純なくせにプライドばかりが高い生き物・・・うまく転がせば良いのです。


「そうよね、確かにそういう考え方もあるし良いと思うわ、でもね私の今の立場はこうなのよ。だから、この方法しかなす術がないの」これを上手に伝えなさいと言いたいのです。


人間は誰でも、自分を受入れてくれた人、すなわち理解者の言う事ならば、どんなに頑なな性格でも、耳を傾ける傾向があります。


だから、初めから突き放さずに一度は受入れて、相手の気持ちをクールダウンさせてから、自分の気持ちを伝えると良い関係になれるのです。





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