さて、昨日の続き・・
男に対して仕切る女性の恋愛の顛末についてお話しましょう。
男性の本能なんて美しい言葉ではなく、言わばオスの本能とは、どういうものなのか。。。
ここから先をお話すると、どんな女性も顔をしかめるんですよね・・
顔をしかめるくらいなら、まだ良い・・
この間の相談者など、そばにあった灰皿を投げつけられないかハラハラするほどの勢いで、怒るわ!怒るわ!
久しぶりに身の危険を感じた次第・・・
その件の話ですが・・
「男は本能の世界だけで生きれば、当然ながら母親も姉妹も、みんな性的にヤッテみたい対象の女性」
有難いことに理性ってものが働いてくれるお陰で、僕ら男性は「ママはお母さんなんだ~、肉親なんだ~お姉ちゃんも妹も、大事な家族だ~、肉親なんだ~」と日々学習をしつつ育ち、肉親に屈折した愛を抱かずにすむわけです・・・
まあ、ノーマルに精神が育った場合はですが・・
でもね・・母親をはじめとする、女性の肉親って、批判とか説教とか上手じゃないですか・・
愛情ゆえに、もっと立派な男性に育てようと、躍起になって「あ~だ。。こ~だ・・」と言うわけです。
で・・・・大きくなった時に、自分の彼女が優秀であったりする場合・・・・
男性は仕事は出来ても、私生活にだらしないトコロがあったりすると・・・言われるわけですよ・・・
「あなたは、ここを直しなさい!」「もう!こんなに汚くして!」「なんで、ゴミも捨てられないの?」なんて、些細なことをね・・
すると、こんな事を数ヶ月続けるうちに・・彼の中の本能の部分はパニックを起こすようになります。
何?この感覚って・・・?彼女はママみたいだ・・ママって言えば・・駄目駄目!性的な関係を持つなんて・・出来るわけない・・
何年にも渡り、肉親には性欲を持ってはいけないと訓練されてきた本能ですから、当然のことです。
あくまでも、母親や姉妹などの肉親ではない女性であれば、恋人でも、そして奥さんになっても、彼に対して説教をしたり、仕切ったりする事は、自分の為にはならない結果を及ぼします。
EDの全ての原因が、夫婦間に生じたストレスが原因だとは言いませんが、やはり要因の一つには、彼女や妻が肉親というカテゴリーに納まったために、出来る事が出来なくなった・・・というのはあるでしょう・・
出来る女はその優秀さゆえに、彼も私がプロデュースすれば出世間違いなし!なんて事を考えてしまうものです。
彼から愛される為には、説教はせずに、場を仕切らずに、彼の気持ちを立てられる賢さが必要です。
あなたの優秀さは、あなたの人生の中だけで発揮すれば良いのです。
男は、社会の中で思い通りになるのは、ほんの一部分だけなのですから、好きにやらせてあげれば良いのです。
勿論、あなたに危害が加わる事に関しては、しっかりと気持ちを伝えて良いのですよ・・・
伝え方の問題です。
「ゴミ捨てなさいよ!!」と言わずに・・・
「ごめんね・・何だかこの生ゴミの匂いで気分が悪くなっちゃったから、処理しても良い?捨てる場所教えてくれる?」と言えば、彼がマトモな男なら、悪い事したな。。次回はちゃんと捨てておかなきゃな。。と反省するものです。
恋人だから、夫だから、何を言っても良いわけではありません。
常に自分とは違う生き物なんだという自覚、愛に永遠と絶対はない・・
互いに約束はしても、婚姻はしていても、あくまでも解消可能な不確かな関係だという事を改めて心に刻んで下さいね。
緊張感を失くすと、途端に身体も心も緩むのが、人間の悲しい運命です・・・