この間、同じ職場の後輩から
「戎岡さんは、いつも元気で、いつも全力で意識も高くいらっしゃいますが、しんどく無いんですか?どうやってモチベーションを高く保っておられるのですか?」
と、言われたのですが、自分では当たり前にやっている事だったので色々考えてみました。

沢山浮かんだ理由の一つは、じいちゃんの影響もあると思って、それを書かせていただきますが、とても長くなりますので、覚悟して下さいね(^з^)-☆


僕は、幼い頃じいちゃんばぁちゃんっ子でした。

僕のじいちゃんは、戦争の時に飛鷹という船に乗り、その船で最期の燃料を入れる飛行機(神風特攻隊)に乗り込む方の食事の用意や、話し相手として、本当の意味での最後の晩餐のお相手をしたりしていたそうです。

その当時の年齢は二十歳そこそこだったと…

そして、その立場になるまでの下積み時代の話なんて、今の時代からは考えられないような内容が山積みで、笑ってはいけないで罰ゲームとしてやっているあの「ケツバット」がリアルに、リアルバットで座れなくなる程に行われていたり…などなど

そして、後に、じいちゃんの乗っていた船は沈められ、一晩泳ぎ続け、沢山の沈みゆく仲間達を横目にしながら、生きる為に着ていた服は全部脱いで、救助の舟に乗る事が出来たので生きて帰ってきてくれました。
その為、いつも
「船が沈む時は、沈むのを見ていたらあかん!沈んだらそこに渦が出来て巻き込まれたら終わりやから、なるべく遠くまで泳いで離れなさい!海に落ちたら、息を止めて、一度沈んでも良いから、直ぐに服を全部脱ぎなさい!着ているままだと絶対に助からない」
と、実体験を元に言ってくれていたのを覚えています。
昔の日本人が大和魂をもっていて、強い気持ちがあるからなりたっていた。いや、成り立たせるしか無いからその状況が心を強くさせたと言う方が正しいのかな?

その証拠なのか、最近は軟弱な人が多いように感じてしまうのは僕だけかな?

今の時代は、何でも出来て便利な時代になった…
それって人にとって、本当に良かった事なのかな?
僕は、古き良き時代が良いと思ってしまいます。

でも、実際にその時代に生まれていたら…

またまた、もっと未知数の侍の時代に生まれていたら…


ゾッとします

今の時代に生まれた事、この日本で生まれた事、それもこれも全て親がいたから、親がいたのはじいちゃんがいたから、また、それだけじゃなく親父がオカンと出会って、恋をして、愛し合って、その結果僕を産んでくれた…

親の親の親の…キリが無いですよね

そして、全ての人、全ての物に歴史があって、全ての物事があって今の自分が
今の世界がある。
だから、全てに感謝の気持ちを忘れずに、今を大切にし、命を大切にしなくちゃならない。

そして、戦争は絶対にしてはいけない‼

僕は、そう思いながら生活しているからいつも元気に、いつも全力で人と、物事と向き合う事が出来ているのだと思っています。


最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
photo:01