防風林が立ち並ぶ海岸沿いに
わずかに車が入れそうな場所を見つけ、車を停めると
小さな林をぬけて砂浜に出た

准は、そっと私の手をにぎり

『見てごらん…』と上を見上げながら言った

明かりが殆ど無い砂浜では
准の顔もはっきり分からないけど

見上げた空は

無数の星が、キラキラと光輝いていた

前に見た時より
遥かに凄い数の星だった…



圧倒され、言葉を失っていると
後ろから私を抱きしめながら

『見せたかったのは、これだけじゃないんだ…ずっと見ててごらん…』


すると、右から左へ
一筋の光が…

「あっ!!流れ星!」

『願い事…した?』

「あっ!!…忘れてた…」

残念そうに振り返って、准を見た

『ダイジョウブ!今日は、ペルセウス流星群が見えるピークの日だから』

「そうだったんだ…私、全然知らなかった…」

『本当は、日本のどこでも見えるはず何だけど…今、台風の影響とかで、天気悪いでしょ!?唯一可能性があるのが、沖縄…』
『あっ!!また、流れた…ほらまた…』



私の体に回した、准の腕を抱いて願った

次々と現れては消える
流れ星に願った


《私の分まで、准が幸せになれますように…》



准の腕に力が入るのがわかった…


『首疲れるからころがろっか…』

砂浜に准の腕まくらで横になると

星が降ってきた…


耳には、准の命の鼓動が聞こえている


『ねぇ…何を願ったの?』


「え~教えない!…准は?」


『教えな~い!…でも、当たり前の事だし…きっと叶うから!』

少し、肌寒くなって、思わずくしゃみが出ると

体を起こし、冷えた私の肩を抱きしめながら、キスをくれた…
星に包まれながら…




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物語は、まだまだ続きますが、ひとまず、今日は、ここまで…

また後日に投稿予定です。

でわ!