?星が降る夜には?
(あくまでも、私の妄想によるストーリーです)

【時】
七夕の夜

【場所】
ホテルの海辺

【登場人物】
准一と、コレを読んでいる女性の貴方


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

窓の外の 青い空に浮かぶ白い雲を眺めていたら
去年の夏…准一と行った海を思い出していた…



あの頃は、映画の撮影前だったから
『日焼けはマズイ!』という事で、沈む夕陽を浴びながら泳いだっけ…

いや…あれは、泳ぎ!?じゃないな…(笑)

准一の鍛え抜いた体が、夕陽に染まり、逞しさを増していた…(周りに言われるまでもなく、本人も、「やりすぎ」だと思っていたようだ)

あれから一年…
撮影も、もう終わった…
やっぱり、公開まで、忙しいんだろうなぁ~…
去年は、ちょっとした時間を作っては
会いに来てくれたのに…


なんて、愚痴もこぼれる昼休み…

スーッと深い海に沈んでいくような感覚に身を委ねようとした その時…

ケイタイに載せた右手に振動を感じて、急浮上!!

慌ててケイタイを止めて見ると
准一からのメールだ…

《元気?
突然で、なんだけど
来たよ~♪!》

ビックリした私…慌てて外に飛び出した!!

少し低くなった道路を見下ろしたが、そこには、期待した姿は無かった

キョロキョロしながらケイタイの続きを見る

だいぶ下へスクロールした後に現れた文字は



《今、慌てたでしょ!?》


まるで、見てたかのような一文だ…

それも、そのはず、去年も突然電話をしてきて
しかも、外に立っていたからだ…

《残念でしたぁ~♪今日は、先に来て待ってる!
早くおいで…》

…いつもの事だけど
相変わらず一方的なメールだ…

『あの~私、今…仕事中なんですけど…
それに、どこにいるの?』

《もちろん、仕事 終わってからでいいよ!
場所は、去年一緒に泳いだ海
夕陽が沈む前には来れるよね!?》



約束の浜辺に着いた時には
太陽が海に、足を浸していた…

波打ちぎわのサマーチェアーに、明らかに彼だとわかる背中があった

そ~と、足音を忍ばして、近づき
手を伸ばした瞬間

ひょいと、真後ろに首を倒し
私を見上げ ニコッと笑った、その顔は
まぎれもなく、大好きな准一の顔だった

「も~…気づかれないように、近付いたのに…どうして、分かったの?」

と、准一の横に座った

すぐにバレて、ちょっと悔しかったが
気づいてもらえた嬉しさのほ