カトリック的ぼうけんの書 Lv.7 -34ページ目

カトリック的ぼうけんの書 Lv.7

ある日突然カトリック教会に通いだしたJUNEの日記。略してカト日。教会でのできごとやキリスト教について思うことなど、覚え書きを兼ねてぐだっと綴ります。

大聖堂はただいまアスベスト除去工事中でございます~。
普段使われている出入口が閉鎖されていたので、反対側の入口から入りました。

・・・聖水の場所がわからん。
・・・お隣の中学校から頼まれてた、ペットボトルのキャップ回収箱はどこいった?

右が左になっただけで、よく知らない場所に変わりました(笑)
工事のために、聖堂内部も入り口付近を塞ぐ壁が作られていて、狭く感じます。
まぁ少しの間の辛抱です。
その代わりと言うか、ミサが終わってお御堂を出るときは正面の大扉が開けられました。
これはちょっと特別なので、もちろん大扉から出ました。

夏の間は結婚式も入らないみたいで、よく改装工事などが集中して行われるそうです。
そういえば去年の夏も、控室のリフォームしてましたわ。


そんなミサ後。
今日は国立新美術館で開催中の『オルセー美術館展』に行ってきました。
こう見えて、時々美術展に行ったりします。
あ。初めて教会に行った日も『ラファエロ展』に行ってました。
だからって美術に詳しくないです。
中学時代、美術の成績はほぼ「2(5段階)」でしたし。
でも絵を見るのはわりと好きなんです。
音声ガイドが声優さんだったりすると嬉々として借ります(笑)

今回の目玉はマネの『笛を吹く少年』ですね~。
いきなりどーんと展示されてました。
思いのほか大きい絵でしたよ。縦は私の身長より高いです。少年は実物大?
ミレーの『晩鐘』とか、カバネルの『ヴィーナスの誕生』など超有名絵画も見ることができました。

そんな中で見た一枚の絵。
ジャン=レオン・ジェロームの『エルサレム』

初めて見る絵だったんですが、ぱっと見は風景画です。
けっこうな大きさで、作品リストによるとタテ82センチ×ヨコ144.5センチ。
聖書によく書かれる「荒れ野」って感じで、石だらけの丘を下りていく人の列と、遠くに広がる町。
その中で列の後ろの人がふたり、こっちの方を指さしているんです。
でも画面の手前には何も描かれていないので、こっちに何があるのかな~と思っていたのですが。
ふと画面の右下を見ると、地面に影が描いてありました。
何の影かと思って顔を傾けてよーく見たら・・・

十字架にかけられた3人の影。

自分がいる位置がゴルゴタの丘だと分かった瞬間、ちょっと鳥肌が立ちました。
絵のタイトルからして無関係ではないだろうとは思っていましたが、まさかこれとは。
十字架に掛けられたキリストの絵はたくさんありますが、これは自分的にかなり衝撃でした。
影に気がつかなかったら、ほんとにただの風景画なので。
遠目に見れば分かるんですが、自分の身長くらいある絵を間近で見ると手前に描かれているものって意外と目に入らない・・・。

というわけで、『笛を吹く少年』よりも強い印象を受けて帰ってきちゃいました(笑)
会期は10月20日までですので、夏休みの思い出作りにぜひどうぞ。


そして!
ついに買いましたこれ!

DVD

『東京カテドラル聖マリア大聖堂・パイプオルガン誕生』

10年くらい前にNHKで放送された、大聖堂のパイプオルガン製作のドキュメンタリーです。
本編のほとんどはオルガン製作風景なんですけど、こんなに手間暇かけて作られたものなのかと驚きました。
完成後に行われたお披露目の演奏会が羨ましい!
映像で見られるけど、私もあの中にいたかったなぁ~。

ちなみに、今年帰天されたチェレスティーノ神父様が、当時教会側の担当者として登場されてました。
この頃は教区本部にいらしたみたいですね。
だからイタリア製なんだ(^^)

このDVD良いですよ。
パイプオルガンの仕組みも詳しく解説されてますし、イタリアの古~いオルガンの音も聴けます。
おススメです。

このオルガンが無かったら、私は教会にいなかったのです。