ホザンナさん | カトリック的ぼうけんの書 Lv.7

カトリック的ぼうけんの書 Lv.7

ある日突然カトリック教会に通いだしたJUNEの日記。略してカト日。教会でのできごとやキリスト教について思うことなど、覚え書きを兼ねてぐだっと綴ります。

続きです。

大聖堂の趣に浸る前に外に出てきた私たち。
入口前で先ほど見かけた葉っぱの山を前に、シスターが仰いました。

「今日はみんなこれを持つんだけど、粗末にして良いものではないので、もしお家で邪魔になってしまうようならお持ちにならないでほしいんだけど」

つまり、「持ってもいいけどゴミにすんな」ってことです。
初めて教会に来て、しかもほぼ観光目的。
そこでいきなりそんな取扱注意なレアアイテムは受け取れない。
ので、「やめときます」と即答。

来年、この葉っぱを燃やす日があるんだそうです。
でも普通に生の葉っぱですよ。小さいヤシの葉っぽい。
家でどうやって保管するの?
お水に差しとくのかなぁ。
カラカラに枯れちゃったらどうするんだろ。

さて、聖堂を出て向かった先は駐車場の奥にあるルルド。
さすがに私も知っている、フランスの「ルルドの泉」の洞窟を模した場所でした。
今回のミサはここから始まるんですって。
なぜなら『枝の主日』だから。
復活祭の始まりだから。

・・・知ってますよ、復活祭。イースターってやつでしょ?
キリスト教の皆さんにとっては、クリスマスよりもビッグなイベントなんでしょ?
あれって10月とかじゃなかった?(←ハロウィンと混同)
そんな大事な日に教会に遊びに来た観光客。
なんだかすごい場違い感に苛まれている間に、ミサ開始。

十字架にかけられると分かっていてエルサレムの町に来たイエス・キリスト御一行。
その通り道にヤシの葉を敷いて熱烈歓迎するイスラエルの人々。
その光景を再現しているんだそうです。
ルルドの前で聖歌集の1曲を歌いながら、司祭様方をお出迎え。
当然歌えないのでポカーンなんですけど。
というか、もうここからずっと傍観でしたけど。

そういえば、この日は大司教様がおりました。
東京の神父様たちのトップ。
お席がある教会なんだからいつもいるのかと思ったら違うのね。
でも・・・なんだか顔色悪くて大丈夫なのかなぁ・・・という印象。
あとはあまり覚えてないです(笑)

ルルドの前でのお祈りが終わって、いよいよエルサレム入城。聖堂に入ります。
この時の入口は大聖堂のまさに正面玄関といった大きな扉。
祭壇が真正面に見えます。
普段の出入り口はその脇にあって、この扉を出入りすることはあまりないらしいです。
そこを、みんなで歌いながら行列つくって行進して聖堂に入ります。

♪ホザンナ ホザンナ ホザーンナ~ 神から来られた方に賛美

短い節の歌を延々と歌うのでさすがにすぐ覚えてしまったんですが、気になったのがこの「ホザンナ」。
聴き慣れない単語です。
しかもその後、別の歌にも出てきました。

♪天のいと高きところにホザーンナ~

・・・ホザンナさんって誰?

粛々とミサが進んでいく中、深まっていくホザンナさんの謎。
まさか横でそんなアホなことを考えているとは知るよしもないシスター。
式次第である『聖書と典礼』のページを都度教えていただきながら、沈黙を守って参加しておりました。
印象的だったのは、「よく歌う」こと。
聖歌じゃなくて、お祈りの言葉にも節がついている。
といってもメロディアスじゃなくて、どちらかというとお経に近い。
初めて聴くと、ちょっとおもしろいです。

クライマックスの聖体拝領。
パンもらえます。洗礼を受けている人だけ(泣)
洗礼を受けていない人は神父様に祝福をいただけるということで、シスターに促されて列へ。
もらえるものはもらっておこうよね、っていう貧乏魂。
手を合わせたまま神父様の前で頭を下げると、そこに手を置いて「イエス・キリストの祝福」という声が。
何か御利益あるかな?と献金をスルーしたくせに良いことを期待。

こうして初めてのミサは物珍しさいっぱいで無事終了。
ずっと面倒を見てくださったシスターは「この後、入門講座というのをやってるので良かったら来てみてね」とチラシだけ置いて行ってしまわれた。
勧誘とかされるんじゃないかっていう当初の心配はまったくの杞憂に終わり、返って拍子抜けしたくらい。
教会を出てバスに乗って、上野で見たラファエロの『大公の聖母』は、なんとも言えない感動でした。
でもね、他にも聖母子とか聖家族とかの絵を見ましたが、赤ちゃんデカくない?
マリア様と比較して幼稚園児くらいありますでしょ。
やっぱり赤ちゃんとはいえ神の子は大きめに描かれるんですかねぇ。
お母さん、腕プルプルしちゃうと思うんですけど。

さて。
家に帰って、ググってみましたよ「ホザンナ」
人の名前じゃなかったね!(照)