❏知識だけではヒントもアイデアも生まれない
その本は、三神良三著『学歴のない人ほど成功する』(1976年、日新報道出版部)である。上の見出しは本の副題で、著者は早大政経学部卒の作家。東宝を経て、日本劇場支配人。戦中は大東亜会館支配人、戦後に東京会館(芥川賞や直木賞などの文学賞を授与する会場)取締役総支配人を最後に1970年に勇退した。本書はその6年後に書かれた。今からちょうど40年前に世に出た本である。

↑40年前に出て、今でも古くない主張
私のコース生の一人は常々、小説も書くくらいだから本好きで、私が入手した本を片っ端から私より先に隅から隅まで読破してしまう(私は、拾い読みして済ましてしまうことも多い)。彼女が曰く、「先生と同じこと言っていますよ・・」。否、正確には私は読んでなかったけれど、たまたま同じような問題意識を持ち、同じようなことを考え、同じように主張していた人が、私より先にいたのだ。それにしても・・(絶句)・・40年前と今と一分も変わらないなんて、どういうことなのだろうか。他分野に比べ、著しく時代の進歩の流れから取り残されてきたのだろう。それが教育問題なのだ。
❏ようやく教育問題が曲がり角に差し掛かってきた
先日の「大阪湾の水質が場所によってキレイにし過ぎて漁獲高が落ちている」という大阪府の担当者からなされた業務報告は衝撃的だった。長いトレンドの中に身を置いていると実際、自分がどの位置にいるのか分からないワケだ。私が海を浄化する決め手である下水処理の実務に入った直後から排水の水質は改善が進み、いずれ閉鎖性水域の水質も復元されていく。長い時間が経過してみれば当たり前だとわかる。しかし、その渦中にいたら皆目、見当もつかなかったのが正直な感想である。
教育問題も然り。長期間にわたる「常識」という洗脳を経て、気がついたら状況が変わっていたという例は枚挙にいとまがないだろう。例えば、手書き文書からワープロ文書へ、銀塩カメラからデジカメへ、固定電話(電話ボックス)から携帯電話へ、ブラウン管テレビから液晶テレビへ、全ての分野で一挙に変わっていったワケではないが随時、置き換え現象が勃発して行った。そして、いよいよ学校教育が変わる。でも、それは限られた人にしか見えていないようだ。
付記:
冒頭に掲げた本の著者、故・三神良三氏(1992年逝去)は、私が今、見えている変化の兆しを感じる取ることはできなかっただろうと悔やまれる。しかし、私は「あなたが書かれた通りの変化が、まもなく起こりますから・・」と、先達へご報告して敬意を表したい。
その本は、三神良三著『学歴のない人ほど成功する』(1976年、日新報道出版部)である。上の見出しは本の副題で、著者は早大政経学部卒の作家。東宝を経て、日本劇場支配人。戦中は大東亜会館支配人、戦後に東京会館(芥川賞や直木賞などの文学賞を授与する会場)取締役総支配人を最後に1970年に勇退した。本書はその6年後に書かれた。今からちょうど40年前に世に出た本である。

↑40年前に出て、今でも古くない主張
私のコース生の一人は常々、小説も書くくらいだから本好きで、私が入手した本を片っ端から私より先に隅から隅まで読破してしまう(私は、拾い読みして済ましてしまうことも多い)。彼女が曰く、「先生と同じこと言っていますよ・・」。否、正確には私は読んでなかったけれど、たまたま同じような問題意識を持ち、同じようなことを考え、同じように主張していた人が、私より先にいたのだ。それにしても・・(絶句)・・40年前と今と一分も変わらないなんて、どういうことなのだろうか。他分野に比べ、著しく時代の進歩の流れから取り残されてきたのだろう。それが教育問題なのだ。
❏ようやく教育問題が曲がり角に差し掛かってきた
先日の「大阪湾の水質が場所によってキレイにし過ぎて漁獲高が落ちている」という大阪府の担当者からなされた業務報告は衝撃的だった。長いトレンドの中に身を置いていると実際、自分がどの位置にいるのか分からないワケだ。私が海を浄化する決め手である下水処理の実務に入った直後から排水の水質は改善が進み、いずれ閉鎖性水域の水質も復元されていく。長い時間が経過してみれば当たり前だとわかる。しかし、その渦中にいたら皆目、見当もつかなかったのが正直な感想である。
教育問題も然り。長期間にわたる「常識」という洗脳を経て、気がついたら状況が変わっていたという例は枚挙にいとまがないだろう。例えば、手書き文書からワープロ文書へ、銀塩カメラからデジカメへ、固定電話(電話ボックス)から携帯電話へ、ブラウン管テレビから液晶テレビへ、全ての分野で一挙に変わっていったワケではないが随時、置き換え現象が勃発して行った。そして、いよいよ学校教育が変わる。でも、それは限られた人にしか見えていないようだ。
付記:
冒頭に掲げた本の著者、故・三神良三氏(1992年逝去)は、私が今、見えている変化の兆しを感じる取ることはできなかっただろうと悔やまれる。しかし、私は「あなたが書かれた通りの変化が、まもなく起こりますから・・」と、先達へご報告して敬意を表したい。