❏サイエンス「探究学習」の英語サイト開設を機に
5月頃から1年生の西田龍朗君にホームページを開設を相談し、これまでその準備を準備してきた。そして盛り込むに足る優良コンテンツが集まってきたので、満を持して一般公開することにした。
しかし、完成された英語サイトを立ち上げるのではない。未完成の英語サイトと生徒と教員が作りあげていく過程で「学び」引き出すという設計が骨子である。私には、英文エッセイを3日間の特訓で書けるようにしてきた実績がある。前任の高専でも大阪校でも、成功してきた。多くの同僚は「そんな馬鹿な。英語が3日間でできるようにするなんて言ったら、そりゃ先生、いくら何でも信用を失いますよ。」とまで私の前任の分野代表(学科長)から進言された。小澤昭弥先生でも「2週間で」が条件だ。だが、今の時代には「Google検索エンジン」という英語の大海原を航海できるナビゲータがある。これを利用しない手はない。しかも、どれも無料である。
❏フレネのハンディキャップが生んだ「創作学習」という創意
フレネは戦時中、毒ガス攻撃で肺を痛めて呼吸が不自由になり、大声が出せないハンデを負った。また、子どもが既成品の教科書を使った教師による解説と反復練習に辟易し、学習意欲を喪失するという現実に直面した。1920年代の南フランスでの情景であるが、100年近く経つが日本でも大差ないだろう。要するに、教育界に大した進歩など、見られないのである。
フレネは子どもを野外へ散歩に連れ出し、そこで自然に触れたり、大人の働く姿を見せたりした。そして子どもが好奇心と活力を取り戻すと、教師に心を開き始めたので、子ども同士が意見交換して得た成果を印刷物を創りあげていく過程で、成果品を自分たちでオリジナルの教科書に仕立てあげた。

彼は、後になって「一斉授業はやらない、既成の教科書も使わない。」と宣言している。それは、従来の伝統教育が子どもの創意や意欲を破壊し、自ら編み出した教育手法が壊された生徒の心を立ち直らせて行ったのだから当然のことであろう。
私も一斉授業はしないし、既成の教材も使わない。フレネの存在は知っていた。が、彼を真似ているのではない。敢えて真似ずとも、心あり志ある教育者であれば、誰しも同じ道程を辿ってしまうことであろう。
❏フレネの教育理念を今に活かす方策
100年を経て、フレネの時代とは大きく変わった世界がある。印刷機の代わりのパソコン、それと製本・頒布する代わりにPDFファイルのネットでの一般公開だ。その伝達力は軽く国境も越える。画像も動画も貼り付けられる。関連サイトへ関連づけ(リンク)も貼れる。100年前、大型印刷機を教室に持ち込み、手を真っ黒にして、インクの臭いに塗れたフレネと教え子たちには利便性の差に申し訳なく思う。しかし、どうか安心して欲しい。あなたたちが歩いた道を見つけて辿っている者が遠く離れた日本にいるから今、渾身の気持ちを込めてあなたたちに想いを届けよう。親愛なるセレスタンよ、あなたが見つけたことを今、私も見つめている(竹内)。
付記:
・セレスタン・フレネの教室での姿が、動画(無声)がYoutubeに残されていた(8ミリで撮影された動画)。
・大阪では、NPO法人が設置運営する『箕面こどもの森学園』が中学部をカバーし出した。番組(2015年5月)に登場する大学人も言及してないが、中学と大学を繋ぐ高校課程が受験の弊害で欠落していることは明らかであろう。
5月頃から1年生の西田龍朗君にホームページを開設を相談し、これまでその準備を準備してきた。そして盛り込むに足る優良コンテンツが集まってきたので、満を持して一般公開することにした。
しかし、完成された英語サイトを立ち上げるのではない。未完成の英語サイトと生徒と教員が作りあげていく過程で「学び」引き出すという設計が骨子である。私には、英文エッセイを3日間の特訓で書けるようにしてきた実績がある。前任の高専でも大阪校でも、成功してきた。多くの同僚は「そんな馬鹿な。英語が3日間でできるようにするなんて言ったら、そりゃ先生、いくら何でも信用を失いますよ。」とまで私の前任の分野代表(学科長)から進言された。小澤昭弥先生でも「2週間で」が条件だ。だが、今の時代には「Google検索エンジン」という英語の大海原を航海できるナビゲータがある。これを利用しない手はない。しかも、どれも無料である。
❏フレネのハンディキャップが生んだ「創作学習」という創意
フレネは戦時中、毒ガス攻撃で肺を痛めて呼吸が不自由になり、大声が出せないハンデを負った。また、子どもが既成品の教科書を使った教師による解説と反復練習に辟易し、学習意欲を喪失するという現実に直面した。1920年代の南フランスでの情景であるが、100年近く経つが日本でも大差ないだろう。要するに、教育界に大した進歩など、見られないのである。
フレネは子どもを野外へ散歩に連れ出し、そこで自然に触れたり、大人の働く姿を見せたりした。そして子どもが好奇心と活力を取り戻すと、教師に心を開き始めたので、子ども同士が意見交換して得た成果を印刷物を創りあげていく過程で、成果品を自分たちでオリジナルの教科書に仕立てあげた。

彼は、後になって「一斉授業はやらない、既成の教科書も使わない。」と宣言している。それは、従来の伝統教育が子どもの創意や意欲を破壊し、自ら編み出した教育手法が壊された生徒の心を立ち直らせて行ったのだから当然のことであろう。
私も一斉授業はしないし、既成の教材も使わない。フレネの存在は知っていた。が、彼を真似ているのではない。敢えて真似ずとも、心あり志ある教育者であれば、誰しも同じ道程を辿ってしまうことであろう。
❏フレネの教育理念を今に活かす方策
100年を経て、フレネの時代とは大きく変わった世界がある。印刷機の代わりのパソコン、それと製本・頒布する代わりにPDFファイルのネットでの一般公開だ。その伝達力は軽く国境も越える。画像も動画も貼り付けられる。関連サイトへ関連づけ(リンク)も貼れる。100年前、大型印刷機を教室に持ち込み、手を真っ黒にして、インクの臭いに塗れたフレネと教え子たちには利便性の差に申し訳なく思う。しかし、どうか安心して欲しい。あなたたちが歩いた道を見つけて辿っている者が遠く離れた日本にいるから今、渾身の気持ちを込めてあなたたちに想いを届けよう。親愛なるセレスタンよ、あなたが見つけたことを今、私も見つめている(竹内)。
付記:
・セレスタン・フレネの教室での姿が、動画(無声)がYoutubeに残されていた(8ミリで撮影された動画)。
・大阪では、NPO法人が設置運営する『箕面こどもの森学園』が中学部をカバーし出した。番組(2015年5月)に登場する大学人も言及してないが、中学と大学を繋ぐ高校課程が受験の弊害で欠落していることは明らかであろう。