情報工学(IT)の世界では1次データを一元的に管理しておく必要性からメタデータとして管理するシステムとしてリポジトリが生まれた。現在では、学術研究機関ごとにオリジナルなデータを保管し、一般に公開する便宜を図っている。
例えば、高等教育機関が定期的に刊行する紀要(学術研究報告)は以前、各機関で印刷製本し、郵送で類似機関にお互いに送付し合う習わしがあった。しかし、制作・配達・保管の経費や手間だけでなく、検索して印刷するのも大変であった。それがデジタル化が進み、データのまま保管して利用する道が拓けたのである。
私が前任校の呉高専に在籍していた間にも、研究報告は印刷製本された状態からPDFをリポジトリに保管するのが自然な形に移行した。例えば、私が高専の紀要に執筆した原稿なら次の広島県下にある高等教育機関が共同運営しているリポジトリ(通称、HARP)があり、閲覧・ダウンロートができる:
広島県大学共同リポジトリ
各機関ごとに運営している大学もあり、その場合は学位論文も保管公開されている。以前、博士論文は国立国会図書館(英国は大英図書館)に1部、永久保管される習わしになっていて、複写しなければならず、それも著作権法で丸ごと複写することができなかった。しかし、著者が学位論文の公開を許諾しておけば公開され、世界中の読者に読んで貰うことができる:
静岡大学学術リポジトリ
デジタル・アーカイブを謳って機関リポジトリの構築を代行している企業もある(以下は一例):
デジタルアーカイブ・機関リポジトリ・オープンデータの公開ならInfoLib
公共性の高い一般社団法人には、以下の・・
新・学術資源リポジトリ協議会
旧・学術資源リポジトリ協議会
が活動を開始している。
スーパーサイエンスコースでは、2015年9月1日を起点に高校課程で生徒と教員が生み出した成果を学習リソースとして蓄積する一方で、一般に公開するリポジトリを開設することにした。

↑左はGドライブ、右はアメーバOwnd
実は、リポジトリの開設と運用には(このブログ立ち上げと同様)生徒が支援している。つまりサイトの立ち上げも運用も、広義の「教育活動」の一環として捉えているのである(竹内)。
付記:
Google社が提供するサービスには、教育機関向けにGoogle Apps for Educationがあるが当面、小規模なので現システムで運用を試みる方針で様子を見ていくことにしたい。なお、公式ブログでの関連記事は、以下の通りである:
SSC(スーパーサイエンスコース)リポジトリ開設
学術文献情報データベースの検索サービスに関しては、欧州・米国・日本で各々、拠点がある。一方、オープンアクセスの雑誌も充実してきた上、研究者個人が自著を提供する代わりに他著者の文献を提供受けるようなサービスも充実してきている。図書館に籠っては、コピー機を回して複写していた頃と隔世の感を肌で感じてしまう。
例えば、高等教育機関が定期的に刊行する紀要(学術研究報告)は以前、各機関で印刷製本し、郵送で類似機関にお互いに送付し合う習わしがあった。しかし、制作・配達・保管の経費や手間だけでなく、検索して印刷するのも大変であった。それがデジタル化が進み、データのまま保管して利用する道が拓けたのである。
私が前任校の呉高専に在籍していた間にも、研究報告は印刷製本された状態からPDFをリポジトリに保管するのが自然な形に移行した。例えば、私が高専の紀要に執筆した原稿なら次の広島県下にある高等教育機関が共同運営しているリポジトリ(通称、HARP)があり、閲覧・ダウンロートができる:
広島県大学共同リポジトリ
各機関ごとに運営している大学もあり、その場合は学位論文も保管公開されている。以前、博士論文は国立国会図書館(英国は大英図書館)に1部、永久保管される習わしになっていて、複写しなければならず、それも著作権法で丸ごと複写することができなかった。しかし、著者が学位論文の公開を許諾しておけば公開され、世界中の読者に読んで貰うことができる:
静岡大学学術リポジトリ
デジタル・アーカイブを謳って機関リポジトリの構築を代行している企業もある(以下は一例):
デジタルアーカイブ・機関リポジトリ・オープンデータの公開ならInfoLib
公共性の高い一般社団法人には、以下の・・
新・学術資源リポジトリ協議会
旧・学術資源リポジトリ協議会
が活動を開始している。
スーパーサイエンスコースでは、2015年9月1日を起点に高校課程で生徒と教員が生み出した成果を学習リソースとして蓄積する一方で、一般に公開するリポジトリを開設することにした。

↑左はGドライブ、右はアメーバOwnd
実は、リポジトリの開設と運用には(このブログ立ち上げと同様)生徒が支援している。つまりサイトの立ち上げも運用も、広義の「教育活動」の一環として捉えているのである(竹内)。
付記:
Google社が提供するサービスには、教育機関向けにGoogle Apps for Educationがあるが当面、小規模なので現システムで運用を試みる方針で様子を見ていくことにしたい。なお、公式ブログでの関連記事は、以下の通りである:
SSC(スーパーサイエンスコース)リポジトリ開設
学術文献情報データベースの検索サービスに関しては、欧州・米国・日本で各々、拠点がある。一方、オープンアクセスの雑誌も充実してきた上、研究者個人が自著を提供する代わりに他著者の文献を提供受けるようなサービスも充実してきている。図書館に籠っては、コピー機を回して複写していた頃と隔世の感を肌で感じてしまう。