当ブログに関連したスーパーサイエンスコース(SSC)ホームページの英語版を開設準備中です。今日、英文コンテンツの作成に着手しました。先ずは1年生の2人向けの研究テーマを選んだ経緯を解説するメンバー紹介のページのコンテンツを書き始めました。

私がパソコンに向かい、生徒を隣に座らせ、リアルタイムで英文ができあがっていく様子PC画面を介して見せるスタイルです。もちろん高校1年生には、無茶な芸当です。それを承知の上で、見せました。それは、大部分の人間が「できあがってしまった英文」を見たことはあっても、その「英文ができていく経過」を見るような機会など、ほとんどないからです。

私が意図していることは、個々の単語とか文法を教える教育ではありません。私が今日、試みたのは、「こうして英文が作られていくのだ」という全体像を見せる素振りをして実は普段、目に触れることのない「舞台裏」を生徒の前に晒す行為でした。

英語に限らず従来の教育は、「結果」だけを教えてオシマイでした。科学でも英語でも、完成品を見せるのみで、知識や英文がどのように完成したのか一切、教えて貰えませんでした。SSCでは、そこへ切り込む必要性に気づき、教授手法を開発中です。英語サイトの開設は、そこへ行き着くための方便でした。

今日の試みに対する感触を、実験台となってくれた2人から戴きました:

■河脇凌くん_最近、英文メールを送受信する様子を見せてもらっていたためか、英文に対して何か親近感が湧きました。以前は、英文を見ただけで避けたくなる気持ちが先立ちましたが、今回は全て英文で書かれている専門書を手にとって眺める気になりました。

■西田龍朗くん_生徒個人の研究テーマを見つけた経緯を紹介する英文だったので、ホントに自分自身を語る英文だったので中身に集中することができました。自分自身を扱うことは教科書に出てくる一般的な英文に対し抱くイメージとは、別格だと知りました。

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無論、これで英語が直ちに身につく訳ではありません。しかし、今までのような英語の習得に際し、障壁となって立ちはだかる「苦手意識」が払拭された手応えは感じられました。一見、無駄な行為に見えて、そうでなかったようです。2人とも率直な感想を述べてくれてありがとう。

画像は今日、生徒を隣にして個別に作成したメンバー紹介のコンテンツ。手前の洋書は、河脇凌くんの研究テーマを扱った専門書で、彼の課題「乾いても死なない生命」に関する成書は、英語で書かれたこの本しか見当たりません。珍しい研究テーマを扱うと、英語で書かれた本しかない場面にしばしば遭遇するものです(竹内)。



追記:さらに舞台裏の舞台裏を明かすなら、私が英語を教えている1年生の西田君からホームページの作り方を教わっています。ここで、バカボンのパパの決め台詞・・「これでいいのだ」・・なのだ。