デンマークにはGenbrugbutik(ゲンボーブティック)=リサイクルショップがある。
Genbrugbutikは、概ね教会や赤十字が主催しており、商品は全て人々の寄付で成立している。
寄付する側は、自分が不用になった物や本、洋服等をビニール袋に詰めて、閉店後の店の前に置いていくのが一般的なようだ。
学習用サイト、praxis online
のテキストによると、店員に給与は発生せず、店の中でお茶を飲みながらお喋りをしたり、接客をするそうだ。(お茶を飲んでいる場面は、実際には見たことがない)
日本のリサイクルショップとは仕組みが全く違う。
大きなGenbrugbutikには、かなりの種類の物が置いてあり、私も新品同様のデンマーク語の辞書などを捨て値で購入出来た。大変に有難い存在だ。
我が家の近辺には幾つかのGenbrugbutikがあるが、我が家から1番近い店は女性の服を扱っており、服の組み合わせやディスプレイセンスが群を抜いて卓越しているように思う。
私は最近、スーパーの店員さんとデン語でやりとりし、それなりに言葉が通じて意思疎通が出来るようになったり、Borgerserviceの人とも一通りのやり取りが出来たので、ここでも何とか大丈夫だろうと思い、店頭ディスプレイで気になったスカートを見せて貰ったが、ここのおばあちゃん店員には「何て言ったの?」と言われ、全く要領を得なかった。
とりま買う事には成功したが、自分のデン語の酷さを再自覚したので、より一層頑張って勉強しなければと思った。