トクコ:新しいNISA制度で口座つくると金融機関を変更できるの?


カブオ:金融機関の変更は可能です
それは利用者の非課税保有限度額については、国税庁において一括管理する為。


トクコ:非課税保有限度額については、買付額ベースで管理されるの?

カブオ:非課税保有限度額については、買付け残高(簿価残高)で管理される。
※簿価残高は、特定の時点での資産や債務の会計上の価値を指します。


トクコ:NISA口座内の商品を売却した場合には、当該商品の簿価分の非課税枠を再利用できるの。



トクコ:簿価残高をもう少し解るように説明して。

カブオ:簿価残高は、会社が持っている資産の「仮想的な価値」を示すもので。例えば、会社が10万円でコンピュータを買ったとします。しかし、毎年使っていくと価値が下がるので、その価値を毎年ちょっとずつ引いていきます。その結果、今の時点でのコンピュータの「帳簿上の価値」が簿価残高となります。

トクコ:つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用することはできるの。


カブオ:つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用することはできない、一つの金融機関で利用する。
なお、年単位で金融機関を変更することは、可能です。



トクコ:つみたて投資枠だけで非課税保有限度額(1,800万円)を使いきることはできるの。又はつみたて投資枠を使わず、成長投資枠だけを利用することはできるの?


カブオ:つみたて投資枠だけで非課税保有限度額(1,800万円)を使いきることは、可能!。また、つみたて投資枠を使わず、成長投資枠だけを利用することも可能。
※ただし、成長投資枠の非課税保有限度額は、1,200万円とされている。



トクコ:現行のNISA(一般・つみたて)を利用しているけど、新制度になって手続が複雑になるの?



カブオ:新制度開始時に新しいNISA口座(つみたて投資枠及び成長投資枠)が自動的に設定されるなど、新制度の手続が複雑とならないようになっている。



トクコ:新しいNISA制度を始める際、既に現行のNISA制度(一般・つみたて)で保有している商品は、売却する必要があるの?



カブオ:既に現行のNISA制度(一般・つみたて)で保有している商品を売却する必要はない。


カブオ:購入時から一般NISAは5年間、つみたてNISAは20年間、そのまま非課税で保有可能で、売却も自由。
ただし、非課税期間終了後、新しいNISA制度に移管(ロールオーバー)することはできない。


トクコ:NISA口座で非課税となる利益には、どのようなものがありますか?


カブオ:NISA口座で非課税となるのは、口座内で買い付けた株式や投資信託・ETF・REITなどにかかる売買益や配当金等です

このうち、NISA口座で買付けた株式の配当金や、ETF、REITの分配金を非課税とするためには、証券会社で配当金や分配金を受領する「株式数比例配分方式」を選択していただく必要があり、所定の手続が必要となります。









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