今回通常エンドあります

終わった…/(。ω。)\
前回赤い光に飛び込み、再び現れた白無垢と再戦…
と思わせた矢先、エンドロール入りましたぁああああ!!!ええええええ?!竜騎士先生~?!!!!OPの「まよい唄」が流れた後つづきの映像が―。それは痛ましい事件現場と警察のやり取り。

(以下引用)
――米川2より県警本部。
県道8号線にて、当該事案の被疑者と思わしき女性に襲われた男性2名の内、
1名は現在、心肺停止の状態。
――神楽町1より県警本部。
一部被害者に使用された包丁ですが、敷地内からは発見できず、
被疑者は現在もこれを所持している可能性が高いと思われます、どうぞ。
――県警本部から各局。女性被疑者は二十代花嫁装束。身長は160㎝少々、
常義神宮より逃走中。凶器を所持している可能性が極めて高い。
各局はくれぐれも慎重に対応されたし。
――神楽町1から県警本部。被疑者は赤と白のカプセル状の薬のようなものを、
犯行時に断続的に服用していたとのことです。
――県警本部より神楽町1。
それは式場内で発見された正体不明のカプセル薬と同一のものか?どうぞ。
――神楽町1から県警本部。被疑者が服用する際に口から零したカプセル薬を……

この警察の会話で本編は終了。まるで少年漫画のように「え
」というところで終わってしまいました。。。これは周回しないと何もわからないということですね
ここから後半は、初回プレイで推測できる考察を簡単に挟んでいこうと思います

考察の前に、初回クリアしたことでクリアデータの作成が可能となりました
バイオだと武器の引継ぎもできましたが、本作は武器は持っていけないようです
しかしお守りや功徳、収集した文書は引き継げる模様。何も無いよりはいいか~

また、エンディング一覧が閲覧可能に!本作5種類のエンディングが存在することがここで判明します
初回プレイは必ず今回のエンドになるようですね。そして他のエンドのうち3つは到達条件を教えてくれました
ここからはおさらいタイムです。
①雛子は修が処方したオリジナル鎮痛薬を乱用していた

まずここ、前回赤い光に向かっていた社殿の通路です。前回は薬が大量に落ちていたわけですが
あの様々な声が飛び交っていた時、スクショ撮る余裕なかったので画像はないのですが💦「ごめんよ雛子、本当にごめん…俺が間違ってた…。俺は…ただ…。でも、こんなに…くなんて…」と意味深な修の声が聞こえていました

前回の錯乱雛子ですが、薬の過剰摂取によるものと推測できます。最近問題になっている「オーバードーズ(OD)」ですね。修は不安やストレスで頭痛になるからと、自ら処方した薬を雛子に定期的に渡していました。雛子も単に頭痛だけではなく、家族との不和や結婚へのプレッシャーから、気持ちを和らげるために乱用していたのではないでしょうか
修の台詞は恐らく「こんなに効くなんて」ではないかと

私自身頭痛持ちで、用法用量は守っているものの効きが悪く💦恐らく守っていても飲まない日がほぼないので、薬物乱用頭痛に陥っているのではないかと思っています。それゆえに、これは決して他人事ではない問題
修も薬は渡すものの、根本の不安や迷いをなくすことが大事と思い、しきりに相談に乗ると言っていたのでしょう。
②すべては雛子の幻覚が作り出した妄想の世界

思えば、ゲーム冒頭から雛子はすべて過去形で話していました。基本は「~だった」「懐かしい」そんな内容です。最後の警察の会話からしても、本当の現実雛子は20代であり、結婚式会場で大暴れして事件を起こし、被疑者となっていた可能性が高いです
身長が高かったという特徴も合致しているため、間違いないでしょう

実家で雛子と雛子(?)が会話するシーンがありましたが、酷いマリッジブルーに陥っていたであろう雛子が、脳内で自問自答を繰り返していたのではないかと思います。もしくは明晰夢なのか
また自分の話で恐縮ですが、悪夢を見がちな私は明晰夢が多く、ストレス過多な時は夢で3人の自分と会話したこともあります。また、こんな時は多重夢を見ることも多く、雛子の薬乱用による幻覚または多重夢も疑われます。
③説明不能遺体や狐さんの謎は残る…

雛子については概ね検討つきましたが、初回ではやはり謎が多く残ります
まずはちょいちょいあった説明不能遺体や、お稲荷様を蔑ろにした人に起こる不幸について。エキノコックス症の話も冒頭出ていたので、自分なりに調べてみましたが、寄生虫とはいえここに書かれているものとは実際異なります。ここは祟り系かのかな~。

狐さんは画像の台詞からも陰陽師風キャラの印象でした。また、狐さんが『葛の葉』紋だったことも、安倍晴明を意識して作られていると感じた理由
安倍晴明は人間の父と狐の母から生まれたとされ、その母である白狐が住んだと言われる神社(信太森葛葉稲荷神社/大阪府)もあります
ここからしても稲荷信仰は自然だよなと。

結婚式を迎えても現実を受け入れられなかった雛子が、恐らくは一番楽しかった時代(高校生)に戻った姿で、過去を振り返りながら葛藤していた。というのが本作『サイレントヒル f』の本筋かと思います。正直怖すぎて精神的にもきたので、これ以上やりたくなかったですが
不明点を解明したい気持ちも強いため周回行きます――