ボクは、

なんてセンスがないのだろう、、、。


こんな思うことがある。



子どもに対しても。

自分自身に対しても。



この子、野球の素質あるのかな!?

もう高学年だよ。

低学年の子の方がうまいじゃん、、、。


このまま今の仕事を続けたらどうなるのかな。

給料も上がらず、楽しいと思えることもなく、

やりたいと思えることもないのでは、、。

転職だって企業だって道はあるのに、、、。



このまま続けても時間のムダではないだろうか!?

そう思えることばかりだ。



ただ、

「ムダだと思えるキツいこと」をやり続けているからこそ、体験できることもある。

イヤなことから解放されたとき、

晴れやかな気分になることは間違いない。


誰しも経験があるだろう。



金曜の仕事帰りに仲間と集まったとき、

野良作業後に涼しい部屋に入ったとき、

雨で部活が中止になったとき、

倒れるほど腹が減ってからご馳走を食べたとき、

ツライ練習に耐え試合に勝ったとき、

やっと言葉にできない感覚を得るのだ。


人によっては「幸せ」「心地いい」と呼ぶ。



そんな感覚は、

一度、屈まないことには感じることができない。

底辺を知っているからこそ、今の感覚に注目されるのだ。

ケガを乗り越えて金メダルを取ったからこそ、周囲に感謝できるのだ。



どん底を味わって初めて幸せを感じることができる。

ずっと変化のない人生で幸せを感じる人はいないのだから。