私は、今でこそ親になりましたが、
今だに子どもじみたことが大好きです。
冗談を言ったり、ふざけてみたり、さわいだり。
だからでしょうか。
今でも、子どもから見た想いと、
親から見た想い、
どちらの立場の想いも、よーく分かります。
「なんだか、いつも怒っているな」でした。
すぐ「勉強しろ」だの、
「ああじゃない」だの、
「こうしろ」だの、、
一度口を開けば、文句ばっかり。
自分が言いたい言葉が止まらなくなる。
それって、ホントに「僕のために言ってるの!?」
「自分のために言ってるんじゃないの!?」
家から一歩でも外に出たら、
自分の言いたいことを言えなくなる親。
そのうっぷんを「僕にぶつけてるんじゃないの!?」と思っていました。
だって、大人同士では、
絶対に「めんどくせぇな〜。」と、
思っているだろうな、、
と思うことを、絶対に「イヤだ。」とは言わない。
今度、ランチ行かない?
一緒にテニスでも始めてみない?
この前の旅行の話聞いてくれる?
うちの夫がさぁ〜、、。
どう考えても、めんどくさいことだろ。
普段、愚痴ってる相手じゃん!
顔が引き攣ってんだろ。
ハッキリ「イヤだ!」と言えよ。
でも、大人同士では「イヤだ」とは伝えない。
子どもなんて、素直にイヤなことはやらないし、イヤなことはイヤだと言う。
大人は、それができない。
ケンカしようとしない。
自分の気持ちを押し殺す。
だから、
そのうっぷんを子どもに向けているんだ。
間違いない!と思ってました。
その結果、
親の言うことに全く耳を傾けませんでした。
「うるせぇな!」としか思っていなかったのです。
その理由は明白で、
親の言うことが、ただ単に「つまらないから」です。
今の私は、
子どもが「親の言うことを聞かない理由」を分かっている。
子ども時代に身をもって経験済みだ。
親になった今だからこそ、
この経験を活かさなければなりません。
自分が子どもだったときと同じ過ちを、
繰り返してはなりません。
親から身をもって知らされた
「親の言うことを聞かない理由」を
親になって、親というポジションを改善できる立場にいるんです。
こんなチャンス、一生に一度です。
流してはなりません!
それは、心から実感していることです。
子どもから見れば、
親は、
親は、
「怒るもの」!
「監視するもの」と思っている。
それ以上でも以下でもありません。
普段から親に感謝している子どもなんていません。
「親への感謝」なんて20過ぎてからでいい。
今は、思いっきり楽しく過ごしてほしい。
でも、
それだけでは、
子どものためではありません。
やはり、、
言わなければならないこがある!
ただ、
自分のイライラを解消するためだけに、
子どもに怒ることではない。
子どものときから不思議でした。
なんでそんなに怒るのかという感覚。
大人になって、やっと理解できました。
「ゲームをやめろ」だの、
「勉強しろ」だの、
ずっと言われてきました。
いやいや、
あなたは、
東大出た訳でもなければ、
いい職に就いている訳でもない。
ただのサラリーマン。
なんでそんなに偉そうなのかと。
あなたよ言う通りにすれば、
どんな成功が待っているのか?と。
そんな不思議を抱えたまま、
私は、親になりました。
気がつくと、
あの大キライだった親の文句を、
私自身も言い始めている。
もちろん私も、
いい大学を出てる訳でもなく、
いい職に就いてる訳でもない。
なのに自分の親と全く似たようなことで怒っている。
とても不思議です。
でも、
親になってみて、ハッキリしました。
やっぱり、
自分のイライラを、
子どもにぶつけているだけだと。
親のイライラなんて、
たかが知れています。
朝、支度をしない子どもがイヤ。
いつも忘れものをする子どもがイヤ。
ずっとゲームをする子どもがイヤ。
まったく勉強をしない子どもがイヤ。
言うことを聞かない子どもがイヤ。
ただ、それだけ。
すべて自分自身で勝手に抱いた不平不満を、
子どもにぶつけているだけ。
決して、
子どものためを思って怒っていません。
本当の本当に、自分のイライラ解消のためです。
だから自分自身のためです。
自分勝手に描いた、
勉強机で勉強している理想の子ども像に、
現実が伴っていないから、
怒って無理矢理に現実化させる。
早くゲームをやめて、勉強しろ!!と。
そうじゃない、
本当に必要なのことは、
子どもを成長させたい気持ちがあるかどうかです。
親がやることは、
どんな変化にも自分で考えて、
自分で乗り越えていけるように。
自分の周りに助けてもらえる環境を、
自分で作り上げるように。
こうできる人間に育てるために、叱ることです。
社会に出て困らないようにするためには、
親が今まで身につけてきた経験や手段を伝えることしかできません。
子育てには、
親も常に経験を積み、成長し続けるしかないのです。
こうやった方がいいより、
これはやめたほうがいいを伝えるのです。
正攻法はありません。
成功法則もありません。
自分の子どものために、
自分の力を発揮できる親でありたい。