人は、
失敗したとき、否応なしに反省する。


試合で負けたのは、
あのとき、こうしなかったからだ。

仕事でミスしたのは、
あのタイミングで、このチェックを怠ったからだ。

試験に不合格だったのは、
勉強が足りなかったからだ。



これって全部、
反省している内容が、
失敗はしたけど、失敗しない方法を
「もともと分かっていましたよ」と言っている。


分かっているのに、やらなかった。
分かっていたけど、できなかった、、、と。

要は、
本当の自分だと「できたのに」「できるのに」と言っている。
なにか特別な理由があって、今回は「たまたまできなかった」と言っている。


次、同じところに気を付けさえすれば、
次こそ「できる」と思っている。

今回の失敗をきっかけに注意できたから、
次は大丈夫だと信じている。



その反省の仕方は合っているのでしょうか。


そもそも前回と同じ場面など二度と起きない。
試合の相手も変わるでしょうし、
仕事の内容も変わるでしょうし、
試験の中身も変わるでしょうし、
周りの環境も変わるでしょう。


だからこそ、
自分自身を成長させるしかない。


本番や仕事で能力を発揮できなかったのは、
「力不足であったこと」を素直に認めた方が良いはずです。


なぜなら、そうしないと負のループに陥ります。
「次は改善して気を付けます」だと、足りません。
「たまたまできなかった」など、ありえません。

今回の失敗を「なにか特別なもの」のせいにせず、
自分に足りないものがあることに気付いて、
そこを因数分解して、足りないものを得ようとするからこそ成長できるのです。



確かに、だれでもミスは起こします。
これは人間ですから仕方がありません。

ただ、
ミスを少なくする方法はいくらでもあるので、その手筈を整えられたはずです。


今回、時間がなくて勉強をしなかったのではなく、
そもそも勉強の効率が良くない。

今回、試合で負けたのは、あいつのミスがあったからではなく、そもそも今の練習方法が良くない。

今回、プレゼンで失敗したのは、資料が足りなかったのではなく、そもそも相手のココロを掴む能力がない。

自分の足りないところに目を向けて気付き、それを補うことを繰り返して成長していくことが大事だと思います。