「「○○」」
「え?え?」
暗闇の中、スマホの画面の明かりが部屋の隅に見えた
その明かりに薄っすらと照らされてるのは
「准君っ?!」
「「起こしちゃったかぁ」」
スマホからと直接耳に届くの彼の声
「「ちょっと手洗ってくる」」
私の様子なんてまったく気にならないようで、スマホをテ-ブルに置くと
さっさと洗面所へ行ってしまった
・・・・・・・・・・・・・・・・・えっと
洗面所に明かりがともり、水音が聞こえてきた
手にしたままだったスマホ画面に目を落とすと、メ-ルが届いていることに気が付いた
あ・・・・・・・・
そこには彼からのメ-ルが表示されていた
[今から行くよ]
もう寝てた時間
寝付いてはいなかったけど、スマホは消音にしてたから気が付かなかった
「んふふ、驚いた?」
薄明かりの中、シャツを脱ぎ、ジ-ンズも脱いでいく
白いTシャツに黒のボクサーパンツ
脱いだ服はそのまま
がっちりとした体に似合わないほど、スルリと音もなく、私の隣にもぐり込んできた