きのこの山

 

 

どうかしている俺

 

 

サイズが違うだろ、サイズが

 

 

いや、そういう問題じゃないだろ

 

 

問題ありなのは俺

 

 

「どうかした?」

 

 

彼女が横を向いてしまった俺を心配するかのように覗き込んでくる

 

 

[きのこの山を食べた○○を見て、エッチな想像しちゃっただけ]

 

 

なんて言えない



言えるわけないだろ

 

 

だけどその考えを消そうと思えば思うほど、さっき口に入れた彼女の映像が何度も頭の中で自動再生されて

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・っ?!」

 

 

「准君?」

 

 

 

俺の俺に血液が集まりだしそうで思わず体に力が入った俺を、ますます心配そうに見つめてくる

 

 

ちらりと見た時刻は21時すぎ

 

 

まだ寝るには早いけどシャワ-もすませているし

 

 

隣で俺を見つめ続ける彼女の肩を抱き寄せる

 

 

「大丈夫?」

 

 

「ちょっと大丈夫じゃないかも」

 

 

そう耳元で囁きながら彼女の右手を掴み、熱を持ち始めた俺に導く

 

 

「?!」

 

 

存在を主張しだしている俺に触れた彼女は一瞬びくっとしたけれど、そのまま大人しくされるがままになっている

 

 

「・・・・・・・・・・・・・もしかして准君・・・・・・・・・」

 

 

彼女の手を少し強く握る

 

 

そうすると俺の俺を彼女の手が優しく握るように覆いかぶさる

 

 

「・・・・・・・・・・・・きのこの山・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「ん?」

 

 

「変なこと想像したりしてないよね?」

 

 

「・・・・変なことって?」

 

 

そのまま上下にゆるゆると動かす