ブログを見ていただき、
ありがとうございます。
濱田淳(はまだじゅん)です。
お悩みにお答えします。
■お悩み
Bさん(小学3年生保護者)
走る時の「腕振り」は、
どのようにしたら良いですか?
また、手は「グー」が良いですか?
「パー」が良いですか?
教えてください。
■回答
これは非常に多い質問です。
まず、
走る時の「腕振りの役割」からお伝えします。
大きく2つあります。
1つ目は「地面に大きな力を加える」。
2つ目は「体のバランスをとる」です。
1つ目の
「地面に大きな力を加える」
についてですが、
地面に大きな力を加えた方が
反発を得ることができます。
地面に大きな力を加えることで、
ストライドとピッチを伸ばすことができ、
速く走ることに繋がります。
(地面の反発については
1つ前の投稿で説明しているので
よければ是非ご覧ください)
2つ目の
「体のバランスをとる」
についてです。
「舵取り」のイメージです。
走っていると
上半身のブレなどが生じてきます。
それを腕振りでバランスをとります。
自転車のハンドルのイメージです。
バランスが崩れると、
姿勢も崩れ、
速く走ることができません。
腕振りでバランスをとることで、
姿勢を保ち、
ストライドとピッチを伸ばすことができ、
速く走ることに繋がります。
まずは、
この2つの「腕振りの役割」
を理解することが大切です。
腕振りでこの役割を果たして、
速く走るために
「正しい腕振り」
が必要となります。
では、
実際にどのようにしたら良いのか
詳しくお伝えします。
(基本となる腕振りをお伝えします)
はじめに、
「小さく前にならえ」をします。
この時、肘の角度は90度にします。
そして、肘・腕の位置は
お腹・腰の横にくるようにします。
肘・腕の位置が上がると
肩に力が入ってしまうので、
肩の力は抜いて
腕の位置は下ろした方が良いでしょう。
次に「手」です。
手は、優しく握ります。
「グー」を強く握ったり、
「パー」で力を入れるのではなく、
「生卵を握るイメージ」です。
「グー」で力を握ると卵が割れますよね。
「パー」にすると卵が落ちますよね。
卵が割れないように優しく握りましょう。
それができたら、腕振りに入ります。
腕振りは、「肘を後ろ」に大きく振ります。
体の後ろに壁があって、
その壁に肘がつくイメージです。
(お子様の後ろに立ち、
手を出して、
そこに肘がつくように振ると
分かりやすいでしょう)
後ろに大きく振ると、
その反動で腕が前に返ってきます。
腕の振り方については
様々な意見がありますが、
今までも子ども達の指導をしてきて、
個人的には
「肘を後ろに振る」声掛けが
適切で伝わりやすいと感じています。
その理由は、
筋力や力などの発育発達面
なども含んでです。
子どもの場合、
まだ筋力が少ないため
腕を前に持っていくより、
後ろに引いた方がスムーズだと感じます。
また、
腕振りでは「肩甲骨の動き」
が非常に重要になるため、
肘を後ろに引くことで
自然と肩甲骨を使うことができます。
(子どもに「肩甲骨を意識しましょう」
と言っても中々伝わりづらいです)
後に詳しくお伝えしますが、
「タイミング」も取りやすいです。
これらは、基本となる腕振り、
特に子どもへの伝え方、
分かりやすさ、という観点も含まれます。
(個人差があり
大切なことは腕振りの役割です)
腕振りで大切になるのが、
「タイミング」です。
腕振りは
「地面に力を加える」役割があるため、
どのタイミングで力を入れるか、
が大切です。
力を入れるタイミングは、
腰・お腹の横を通るときに
力を入れると良いです。
ブランコのイメージです。
腰・お腹の横を腕が通る時に
「グンッ!」と力が入って
前後の時は力が抜ける感じです。
腕振りを大きくしていると、
気をつける点が代表して
大きく2つ出てきます。
1つ目は、
体が前のめりになることです。
体が前のめりになると、
姿勢が崩れて地面の反発を
得ることができにくいです。
速く走るためには「姿勢」
が大切なので、
姿勢を真っ直ぐしたまま
体の真ん中の「棒」が
折れないように腕を振りましょう。
2つ目が、
体が左右にブレることです。
左右にブレると姿勢が崩れます。
「おへそ」の位置が動かないように、
走る方向に向けたまま
腕を振ってみましょう。
最後に、
質問であった手は「グー」が良いか?
「パー」が良いか?ですが、
結論どちらでも良いです。
個人差があるため、
やり易い方が良いでしょう。
ただ、大切なことは
「グー」で力を入れたり、
「パー」で力を入れたり
し過ぎないことです。
手に力が入ると肩にも力が入り、
上半身のブレなどに繋がってきます。
子どもの腕振りについては、
先にお伝えした通り
「卵を握るように優しく握る」
が基本としては良いでしょう。
正しい腕振りをすることで、
ストライドとピッチを伸ばすことへ繋がり、
速く走ることに繋がります。
綺麗な腕振りをすることが目的ではなく、
腕振りの先に「速く走る」があるので、
そこがズレないようにすることは大切です。
Bさんが、
走る楽しさや速く走る喜びを感じ、
自信にも繋がり、
走ることを通して
今後のプラスとなるきっかけ
になれたら嬉しいです。
応援してます。

