『ミネオラ・ツインズ』観てきた。
事前にあらすじはサラッと読んで行ったもののちょっと難しかったなぁ
副題は~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~とあったけど
コメディ要素も私にはよく分からず………
舞台は1950年代~1989年のアメリカ。
「〇〇年、誰々(大統領)」と案内(!?)も出るので当時の時代背景なんかを知っていたら
もっと色々見えてくるものがあるんだろうけど
私はそういうのが全く分からないから
双子の姉妹、家族だけれど
性格や考え方、行動が全く違って
お互いを認め合えずにいる姿は悲しく感じる。
入る時に配られたリーフレットの作者の言葉に
「当時のアメリカでは分断とヘイトスピーチが激化しており、
国のアイデンティティーをめぐる対立が深刻化していたのは誰の目にも明らかでした。」
って書いてあったけど…
激化、深刻化とまでは言わなくても
私の周りにも静かにある問題でもあるような気がするな。
どっちが合ってる?どっちが間違ってる?誰が正しい?etc.
多様化してる今、それぞれの人がそれぞれの信条を持ってそれぞれの選択をしていて
正解はないんだと思う。
でも…自分(の選択)が正しい、と証明したくて…批判・ジャッジしちゃうこともあるのかもしれない。
別に証明なんかしなくてもいいのに…
私も自分の正義を押し付けようとしちゃうことも無きにしも非ず。
良かれと思っての行動ではあるけれどでも良いとは限らないもんね。
自分と関わっていく人たちは
自分と似ている人でも、全然違う人でも、
お互い尊重して認め合える、そんな関係を築いていけるように心がけたい