2010/6/1~ 中欧の旅 (アムステルダム&フランクフルト編) | JUN-GMCオフィシャルブログ Powered by Ameba

2010/6/1~ 中欧の旅 (アムステルダム&フランクフルト編)

どもどもご無沙汰しています、JUN-GMCです。
いやぁねぇ、アルバムも出す出す言ってなかなか出さなかったり、ブログもサボり気味の、こんな俺を暖かく見守ってくれてるあなた、ほんとにありがとう。いつもペタ押してくれてたり、コメントくれたり、ツイッターなんかでも絡んでくれて、全て俺の糧になってます。
もちろん、はじめて見てくた人も、久しぶりに見てくれた人も、ともかく目を止めてくれた方々、感謝です。

前回の記事のコメントにあった、サボってるのかというお叱りwと、たまには告知以外のことも書いてくれ、とのご要望がありましたので、今回は久々に旅の思い出でも書いてみることにします。

ちょうど2年前のことになるんだけど、2010年6月1日から約2週間程、ヨーロッパ数カ国を回っていました。
当時ブログにて軽く触れました が、実はこの旅行は、この年の6月で満60歳になる、母の還暦祝いでした。
DIORI のアルバムに収録されている”YOU”という曲の冒頭でも歌ってるんだけど、俺子供の頃はほんとに、母と二人で出かけるのが苦手だった。理由は過去にブログで書いているのでここでは触れませんが、気になる方はこちらから
ただ、曲の最後に「また旅行でも行こう」と歌ってるんだけど、実際二人で海外に旅行なんて行けるようになるんだもん、人間変われば変わるもんだね。
まぁウチの母も、一人で海外旅行など行ってしまうタイプなので、連れて行くという感じではないんだけど。まぁ、だから楽っちゃ楽なんだよね。

この時の話は、リアルタイムでちゃんと書きたかったんだけど、この頃からブログをサボりがちになり、書きはじめたら長くなるため、何となくタイミングを逃してしまった。こんな感じの記事まだあるんだけど……まぁ、今更ですが何日かに分けて、写真とともに、書いてみようと思います。メモと記憶をたよりに。
余談ですが、来週から1ヶ月程フランス等に行きます、またサボってるとの声が聞こえてきそうなので、出発前までには頑張って書き上げます。


旅の行程は、東京→アムステルダム→フランクフルト→プラハ→クラクフ→ブダペスト と、アムスから南下していき、2週間で5カ国という割とハードなもの。中欧を回りたいとの母の希望で決定。
トラブルやハプニングはあったものの、良き出会いと良き天気に恵まれ、旅行中全日晴れという、なんとも気持ちのよい旅だった。
たしかこの時って1ユーロ130円くらいだったと思う。今100円を切ったりしてるから大違いですね。

まず、成田からアエロフロートロシアで、モスクワまで飛ぶ。悪名高きアエロフロートだが、機も最新で快適だった。
しかしモスクワの空港の売店の女の子達はそろいもそろってみんな無愛想。ニコリともしません。基本欧米人は接客態度悪いですが、ここは酷い。はやくも日本の素晴らしさを実感します。偏見ですかね。もちろん涙の出るような素晴らしい応対をしてくれる人もいますけど。

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約10時間のフライトで到着。確か3時間くらい待たされてアムステルダム行きに乗り換え。3時間もかからずにアムステルダム、スキポール空港到着。

いきなり寒い。6月だがまだまだ気温は低い。最高でも20℃くらいかな。夜が冷えるんだ。しかしヨーロッパの夏は日がとても長いのだ。驚くことに22時くらいまで太陽がさして外は明るい。だから遅くまで遊べる。逆に冬は16時くらいに暗くなっちゃって、日が昇のも遅いし、やっぱヨーロッパは夏のほうがいい。7月にかけてどんどん暖かくなってくしね。

空港から電車で約20分くらいだったかな、アムステルダム中央駅着。この日は、日本からネットで予約していた駅近くのホテルに泊まった。チェックインがが夜の11時頃になってしまったし、疲れていたので、あまりウロウロせずに就寝。

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翌日曇り空。そうそう正面奥に見えるのが、東京駅のモデルになった、アムステルダム中央駅です。
実は俺、アムスは5回目で、行くと毎回遊んでくれる友達がいるので今回も連絡してみた。すると都合良く時間が空いているというので、ダム広場で待ち合わせすることに。
母親は一人で散策するというので、ここでしはし別れることに。

この通りは、真ん中にトラム(路面電車)が走り、駅とダム広場を結ぶ目抜き通りです。ちなみにダム広場は元の王宮や大きな教会がある所でアムスの中心地。ご存知かもしれないが、ヨーロッパの街は広場を中心に広がっている。

アムスの町並みはこんな感じで、こじんまりとして割と可愛い感じ。しかし、道には煙草の吸い殻や、ゴミなどが落ちていてけっして綺麗とはいえない。東京のほうが10倍綺麗だよ。ヨーロッパの町は何処もゴミ箱が多く設置してあるように感じるが、それなのに道が汚れてるんだよなぁ。

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下の写真をよく見てください。自転車が走っている所が自転車専用道路なんだけど、オランダは歩行者と自転車がちゃんと分けられている。歩行者がここ歩いてると、結構な勢いで怒られるんだ。しかし、ルールを理解していれば安全だよ。今の日本の道路状況って非常に危ないじゃん、自転車の居場所がなくて。まぁ道が狭いから大変かもしれないけど。日本も見習うべきだよ。

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自転車がいっぱい。しかし形はみんな同じなんだよなぁ。ママチャリとか走ってない。

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それとアムスは町中に運河が張り巡らされている。アムスは13世紀にアムステル川をせき止め築いた街で、名前の由来はアムステルのダムということ。16世紀には港町として栄えたので、物品の運搬の際にこの運河を多用したと思われる。現在はボートハウスといって、運河に浮かべたボートで生活する人もいる。これにはアムスの家賃が高く、しかも空き部屋が少ないという側面もあるみたい。観光ボートに乗って運河下りが出来たりもする。

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↑石畳の道を歩いていると、たまにこんなおしゃれな仕掛けがあります。バンザイ!!遊び心。

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そうこうしているうちにダム広場に到着。待つこと10分くらい。
その方は、原チャリにノーヘルで現れました。

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「ノリノリですね!!」と俺。「オランダは50ccヘルメットいらないんだよ」あっそうだった。失礼しました。
彼の名はロウくん。俺より4つくらい上かな。アムス在住のDJで、スペイン人の父と日本人の母をもつ。日本にも長く住んでいたことがあるらしく、都内でグラフティーライターとして活動していたらしい。俺は2回目のアムス訪問時に、当時こっちに住んでいた先輩を介して知り合った。遊びにいくと毎回よくしてくれる、ありがたいお方だ。

挨拶もそこそこに、朝と昼をかねて食事をとることに。

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路地を歩く。

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なんとかサンド、名前は忘れたけど、非常に旨かった。チーズが何だか繊細な味がした。

その後街を散策。

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アムスで一番と評されるフライドポテト専門店。並んで買ってます。いい忘れたけどオランダ人はみんなフライドポテトが大好き。好みのソースをかけて食べます。この店は特にソースの種類が豊富で、俺はタルタルソースが好き。
気がついたら全部食べてしまっていて、ポテトの写真が無いのが残念。日本人のラーメン好きみたいなもんかな、色んな店があります。
あと有名なのはクロケット、日本のコロッケの元になったもの。中身がもっとクリーミーだけどね。

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路地に入ると至る所にグラフティアートが。ちなみにベルギーやオランダでは、路上のアートにだいぶ寛容です。

蚤の市。青空市場も随所にあります。

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スプレーも売ってます。かなりの量と規模です。

その後路地を歩いていると、ロウ君の知人と遭遇。何やら話しはじめた、オランダ語なのでなにいってるかわからなかったし、込み入った話をしはじめたので、一人で近くの雑貨屋へ入った。

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品物を見ていると店員に話しかけられた。いきなりオランダ語だ。いやオランダにいるんだからあたり前なんだけど、オランダの人って大体が英語を喋れるので、観光客などには大抵英語で話しかけてくるんだ。俺がはにゃっという顔でいると、後ろのほうから「ナニカオサガシデスカ」とたどたどしい日本語が聞こえてきた。振り返るとそこには白人の男子、歳の頃なら17、8か。日本語喋れるのかと尋ねると、少しと答えた。どうやら日本のアニメが好きで、日本語に興味を持ったのだという。聞くところによると、こういう若者が少なくないのだそうだ。
そうこうしているうちにロウ君が迎えに来てくれたので再び歩きはじめた。

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ペヨーテ(烏羽玉)

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俺、旅先でその国の言葉でやってるHIPHOPのCDを買ってくるんだけど、今回はこれをチョイスしました。
オフィシャルのMIXCDなんだけど、音が西っぽくてかっこいい。スヌープの曲のオケ使ったり、好きなんだろうな。ヨーロッパのラッパーは移民系の人も多いみたい。
ロウ君のおすすめはHESSってヤツだったけど、聞き比べたら、俺はこっちのほうがよかった。というのも、ヨーロッパのCD屋は全ての商品を視聴できるのだ。視聴機に入ってなくても、パッケージを明けてくれて聞かせてくれるのだよ。もちろん気に入らなかったら買わなくていい。これはすごいシステムだけど、明けちゃったCDってどうするんだろう。

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アムスの観光で有名なのは、やはりアンネフランクの隠れ家とかゴッホ博物館だが、さすがに何回も行くわけにも行かないのからなぁ。
あと飾り窓などがあるね。ここは日本でいうところの”ちょいの間”だ。ちがうのはオランダは売春も合法であるということ。特にアムスのは規模が大きい。港町だから、海を渡って来た船員を慰める為に発達したのだという。娼婦の人種は多様だ。黒人もいれば、南米系、アジア系、白人ももちろんいるがほとんど東欧系だ。
ピンクの街灯が下がった窓(ガラス戸)の奥にブラックライト等で照らされた女の子が、コスプレや下着姿で誘ってくる。当然むやみにシャッターがきれる場所ではないので俺の撮った写真はないけど、拾い画像でよければ。
こんな感じの所です。

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(以上、大麻堂ブログより抜粋)

いわゆる売春街だけど、ガイドブックなどでも紹介され、ポリスも年中いるので女性も一人で歩ける。10年前にはじめて行ったときは、路上で炙ってるジャンキーが一杯いたんだけどなぁ。
しかしここの女の子は人種も多様だけど、色んなタイプがいるよ、年齢も様々だし、体型も……言葉ではあらわせないようなのも……
詳細は伏せますが、俺ここで思いっきり走って逃げたことあるよ。
この飾り窓地帯には、アダルトショップも沢山あるし、まな板ショーが見れるとこもある。カジノもあるし。アムステルダムは一言で言うと、見事に欲望に素直な街だ。

この日の前日はロウ君の誕生日だったので、母とロウ君の誕生日祝いに食事に行くことに。
アムスでは一泊の予定だったが、急遽もう一泊することに。
オランダ人はあまり外食をしないそうなので、雰囲気のいいレストランなども少ないみたいだが、ここはいい感じのレストランだった。雰囲気も味も値段も上質だった。

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翌日、起きるとよく晴れていた。

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フランクフルト行きの列車まで時間があったので、街をぶらり。

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アムステルダム中央駅。何度も言うけど東京駅のモデル。

そうそうこの時はワールドカップイヤーで、国をあげて盛り上げていた。

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↓外観だけですがコーヒーショップです。
真ん中の店がかの有名なブルドック、アムスで2番目に開業したという老舗です。チェーン店です。

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右がロッカライ、ここも有名。

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↑奥がグリーンハウス、カンナビスカップの常連でここもかなりの有名店。店内に色んな有名人の写真が飾ってある。スヌープやメソッドマン、エミネム、ジョージクリントン、タランティーノ……数えきれない。
内部の写真などは、今回は時間なかったので、しっかり撮れませんでした。が、過去に動画やらなんやらさんざん撮ったので、いずれまとめてどっかで発表したいな。地元の仲間とレンタカーで色々回ったときの動画とか編集して販売したいくらいだよ。

町中にゴミ箱があるんだけど、こうやって箱ごと持ち上げて底面のふたを開けてゴミを落とすのだ。何とも合理的……なのか。

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時間が迫って来たので、母と待ち合わせしている駅へ向かう。

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トラム(路面電車)

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母と合流。名残惜しかったが、アムスを後にした。
フランクフルトまでは、新幹線みたいな列車(名前忘れた)で2時間もかからなかった。



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列車に揺られ。


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フランクフルト到着。夕方くらいだったかな。駅のインフォでとった、近くのホテルにチェックイン。

軽く食事をして、夜一人で

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こんな所に行きました。詳しくは書きませんがとても素晴らしい所でした。ドイツにしかないそうです。ここの話が聞きたい人は俺に直接尋ねてください。

翌日、この日もよく晴れてました。ホテルをチェックアウトして街を散策。

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フランクフルトは初めてだったけど、綺麗な街だった。というのも旧市街もあるけど、近代建築もあって洗練した感じの街だ。街も広々として、ゴミも少なかった。

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銀行。

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そして文豪ゲーテの生まれ故郷。フランクフルト。

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そしてもちろんソーセージ。大きさの違いで、フランクフルトとかウインナーとかの地名がつくのだそうだ。
そしてビール。気がつくと毎日ひたすらビール飲んでるな。やはり安くて旨いんだよ。日本のビールよりフルーティで味わい深いし。確かこの日もビール祭やってたな。

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さらに市内で、サッカーの国際試合があるらしく。異様な盛り上がりを見せていた。

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相手はボスニアだったかな。こんな感じの青いユニフォームをきた人達が大挙して押し掛け。町中をクラクション鳴らしながら車で流したり、歌を歌ったり、歓声を上げたり騒ぎまくってた。写真はホテルに選手達が到着してテンションMAXのサポーター達。
夕食には伝統料理の牛のカツレツを食した。肉食の私には美味しく感じられました。

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食事を終え、駅に向かう。この日のうちに夜行列車に乗り込んでチェコのプラハへ向かうのだ。宿代と時間の短縮に最適。ただ、母が疲れないか心配だが。

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ヨーロッパの駅は場内アナウンスなどがあまりなく、静かだ。

三等の寝台は三段ベッドで相部屋。これしか空いてなかったから仕方ないが、ドミトリーみたいなもんかな。しかし疲れていたので意外とよく寝れた。洗面所は別にある。

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短い滞在だったが、フランクフルトに別れを告げ、列車は宵闇の中プラハへ。暫しの休息。
そういえばこん時まだボウズだったんだな。この後髪伸ばして二年か……旅は続く。


つづく