うわぁ裁判員通知書が…… | JUN-GMCオフィシャルブログ Powered by Ameba

うわぁ裁判員通知書が……


届いてないんですけどね。別に……


まいどどうもJUN-Gです。

いやーみんなのとこはどう?届いた?

って届いててもむやみに言っちゃいけないんだっけか、失敬。


しかしね、このまえテレビを見ていて怒りと驚きと失望で体が震えました。
テレビ朝日で1日の午後7時から放送していた「報道発 ドキュメンタリ宣言」っていう番組なんだけど、この日の内容は、2006年の3月に高知県で起きた、スクールバスと白バイの死亡交通事故を取りあげたもので、無実を訴える被告の元運転手に、一年間密着取材し、刑務所に収監されるその日までを追ったものだった。

放送を見た人も、前から知っている人もいるかとは思うけど、知らない人のために(俺も恥ずかしながらこの番組で知った)ざっと説明すると、この事故は片側二車線以上ある広めの国道で起こった。遠足帰りの中学生を乗せたスクールバスが、国道左脇の駐車場から出て、交差点を右折するため車線をまたいで止まっていたところ、直進してきた白バイが、バスの側面(右前輪部分)に激突し、白バイを運転していた隊員が死亡したのだ。

しかしバスが止まっていたというのは、元運転手の片岡さんや乗車していた学生の証言であり、たまたま80m先から見ていたという別の白バイ隊員の証言は全く違っていて、バスはおよそ5~10 kmで走行していて、ぶつかった白バイを引きずって止まったということになっていた。

裁判の争点はいくつかあるが、バスが止まっていたか、動いていたかで、片岡さんにとっては天と地との差がある。

だが一審の高知地裁は、検察側の主張である1mのブレーキ痕の存在や、白バイ隊員の証言などをほぼ全面的に支持し、片岡さんに対し禁固1年4ヶ月の実刑判決を下した。

しかもブレーキ痕は警察のねつ造だと、えん罪を訴え続ける片岡さんに、反省の色なしと控訴も棄却、その日乗っていた学生たちの証言や、再三にわたる走行実験のデータ、約4万8千人分の署名などを無視し、最高裁も上告も棄却した。

俺も毎日のように車を運転するので、何時このような事故に巻き込まれるかわからない。他人事ではない。もちろんハンドルを握るにはそれ相応のリスクと責任がある。なによりこの事故で人一人亡くなっています。亡くなられた隊員の方には冥福を祈ります。しかし裁判長どの、新たな証言や証拠があり、多くの再審を望む声がある以上、もう少し審議を尽くしてもらいたい。門前払いはひどすぎる。

来年5月から始まる裁判員制度、俺はこういう裁判官たちの独断にも意見ができるようになるなら少しは意味があるかもしれないなと思ったが……


……そういや全員一致じゃなかったら多数決らしいね。



片岡晴彦さんを支援する会HP


高知白バイ衝突死事故

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えっなに?
ホントに届いてないよっ裁判員候補者名簿記載通知書なんて……


そんなんブログに書いたらまずいで(笑)