スペースU主宰の福島千種です。

 

半年間の連続クラス「祐天寺からだ寺子屋」。

2月からスタートする第6期の受講生を募集しています。

 

カリキュラムなど、詳しいことは公式サイトをご覧いただくとして、

今期の募集に関して、いまわたしが考えていることをお伝えしますね。

 

このクラスは、2012年の念頭にメイン講師であるあみ先生が

自身のブログで綴られていた内容にわたしが感銘を受けて

「一緒にやりましょう!」と声をかけさせていただき

スタートしたクラスです。

 

当時すでにあみ先生は、単発の講座を開催していたり

専門学校や高等学校でも解剖を教えていたりして

バリバリ活動されていたんだけど、

はじめてふたりでその話をした時に

「これはすごくやりがいのある仕事だ!」ということを

感じたのです。

 

からだ寺子屋は、解剖学のクラスだけど

試験勉強のためのクラスではない。

 

自分の身体で起こっていること、

セラピストさんだったら、お客様の身体で起こっていることを

リアルな出来事として考えていくクラスなのです。

あみ先生曰く「身体のことを、自分ごととして捉えられるように」。

 

そして当初は、「生きた言葉でお客様にご説明ができるように」と

セラピストさん向けに開講したクラスでしたが

蓋をあけてみたら、セラピストさん以外にも

さまざまな職業の方やお母さんなど

非常に多くの人がこのクラスに興味を持ち

申し込んでくださいました。


これまでに受講くださったみなさんからは

わたしたちの想定をはるかに超えたご感想をいただいています。

>>ご感想はこちら

 

体のことを教われば教わるほど感動しました。
すごいものを持っていままで生きていたのに
それに気がついていなかった。
 
身体のことをあらためて学んで
いわゆる「お勉強」じゃない学び
自分の身体を通して真剣に考えたことって
今まであまりなくて
 
でも今では、なにか不調が起こっても「起こっていることはこうなんだ!」と
自分で考える習慣ができました。
 
ひとつひとつやっていけばいいんだ、
うれしいことを中心に最優先して選んでいくのをやろうと思いました。
 
自分の底(原点)を見つめなおした一年でした。
本当に、「生き直した」という感じがします。

 

外見をがらっと変えたわけではないのに
「すごく変わった」と周りからも言われるようになった
それを否定もしなくなり、受け取れるようになりました。
 
結局こうだよね、という軸があって
それを伝えていけばいいんだ!と思ったんです。
 
実際に自分が本当に心から思って伝えられるか、とか
信じてキャッチボールができるか
そんなことが大切なんだと腑に落ちました。
 
こんなに自分で生きていることに喜びというか
「わたし、いいよね!」と生まれて初めて思えるようになったし、
自分に必要なもの不必要なものを分別できるようになりました。

 

身体のことを考えることは、「生きること」そのものを考える時間でした。

受講生さんのクラス中のシェアや

受講後のご感想をいただくたびに、

その奥行きの深さや変化にわたしもあみ先生も何度感動したかしれません。

 

しかし、運営をしていく中では、

途中、いったん立ち止まってカリキュラムを練り直したり

わたしたち自身が「祐天寺からだ寺子屋」のあり方について

考え直した時期もありました。

 

ここで、スペースU最後のオーガナイズとなる第6期にむけて

わたしがいま思っているのは、これまでどおり

どんな職業、どんな環境の方ももちろん大歓迎だけど、

やっぱり一番来て欲しいのはセラピストさんをはじめとした

身体に関わるお仕事をされているみなさんだなあ、ということ。

 

いまは、資格さえとれば(いや、資格もなくても)

ある程度の資金と準備が整えば、サロンを開業できてしまいます。

 

業態も多様化しているので、極端な言い方をすると

「自分がセラピストであるということに気づかず

その仕事をしている人も多いのではないかな?」と

感じることもあるのです。

 

逆に、セラピストとして、一生懸命勉強して

すでにサロンを運営されている方もいらっしゃいます。

 

でも、セラピストって基本孤独な職業じゃないでしょうか。

 

お客様が帰られたあとに、セッションを振り返って

「これでよかったんだろうか…」って感じること、ありませんか?

 

でも、日々仕事に追われていると

そんなことも自分の中で消化する時間もとれなかったり。

 

わたしは、今期はそんな方にこそぜひご参加いただきたいな、と

思っているんです。

 

 

月に一回、半年間のクラスの場は、安全で安心できる場です。

 

あみ先生の話をただ、授業!という感じで聞くだけでなく

「わたしはね、わたしはこう感じているんだけど、どう思う?」

そんなディスカッションもできたらいいなーなんて思っているんですよ。

 

もちろん、受講生さんにはいろいろなタイプの方が

参加してくださいます。

 

ひたすら、きちんと黙々とノートを取り続けている人もいます。

ノートを取らないで耳で聞き続けるタイプの人もいます。

語るのが大好きな人、寡黙な人、、、、いろいろです。

 

セラピストさんのことばかり書いてしまったけど

引き続き、どんな方も安心して学べる場を作ってお待ちしています。

 

「祐天寺からだ寺子屋」は、身体のことを考えるという内容上、

シェアの場では非常に個人的なことにも触れていくので

公(SNSなど)にシェアなどはしづらいクラスでもあります。

 

でも、そんなことは心配しないで、ぜひ飛び込んでみて欲しい。

 

半年間が終わる頃には、自分のことをもっともっと好きになっている

あなたがそこにいると思います。

 

>>祐天寺からだ寺子屋公式サイト