木村文乃主演『殺人分析班』シリーズ第2弾。新たな猟奇殺人と連続爆破事件の息詰まる攻防を描く。

刑事日本中を震撼させた連続殺人犯トレミーの事件(第1弾)の解決から1年…。深紅に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生する。如月塔子(木村文乃さん)と鷹野秀昭(青木崇高さん)はその捜査中に爆破事件が発生する…。この2つの事件…未曾有の危機に直面する警察。さまざまな謎が次々と…。

 

 

WOWOWの連続ドラマW枠シリーズ第1弾「石の繭 殺人分析班」が良かったので、引き続きシリーズ第2弾も鑑賞しました。今回も5話でひとつの事件が描かれてます。

今回も捜査の臨場感が凄かった…。

不審者を追い詰めるシーンや捜査本部の報告シーンなど…、観てるこちらも、捜査第一課と共にいる緊迫感が常に続きます…。

謎が増えていき難解になる頃、十一係のチームが事件を整理するシーンがあり、観ていてありがたかった。今回は石倉(藤本隆宏さん)が新加入しました。

そして管理官役は勝村政信さん、係長役は渡辺いっけいさんでした。(この2人が並ぶとちょっとコメディタッチのコンビそうですが、いたってリアルな演技を見せてくれます)

 



この猟奇殺人と爆破事件と共に見せ場となったのは、“公安” “トレミー” “コンビの関係”


事件に公安が捜査に介入してきて…、同じ捜査本部内で情報共有しない公安のやり方に捜査一課もピリピリしてきます…。この同じ組織内での対立、見事に苛立たせてくれました。ホント公安って嫌な人しかいないイメージしかない…

そしてトレミーこと八木沼雅人(古川雄輝さん)が第1弾に続き登場します。塔子の父に恨みがあるこの男が、塔子の精神にさまざまな変化をもたらす様子が絶妙でした。今後もキーマンの一人として登場しそうです。(「悪の波動」という彼のスピンオフドラマもあります。)

塔子と鷹野のコンビの関係がいいです…。というか厳しく優しく塔子に冷静な判断を導く鷹野がカッコ良すぎます…。さらに謎について塔子ならではの着眼点発言を、ちゃんと拾い真相へ導くとこがいいんですよねぇ…。

 

このドラマを見つけてホント良かった…。面白かったです!!

 

それにしても塔子と鷹野はキケンな危険な目に遭いすぎ……。