暗闇のリアル
ジャクベッケル監督作品の
『穴』
フランスのモノクロ映画
この映画はズバリ脱獄映画である。
しかも事件の実行犯の一人が発表した小説を原作にしているそうです。
刑務所の一室の4人は密かに脱獄を企てていた。しかしそこに一人の新人が入ってきてしまう…。
どうする!?
打ち明ける…!?
戸惑いながらも仲間として秘密を打ち明け、秘かに脱獄準備を遂行していくが…
モノクロ映画ということで店頭で手を伸ばしにくいと思われるかもしれないけど
この作品は、そのモノクロが最高の演出をしてくれます。
堅い壁を小さな道具で必死に掘り上げる長回しシーン、手元の明かり以外真っ暗闇、そんな地下穴シーン、 音楽などの過剰な演出もなく、ひたすらモノクロが生々しく、リアルなんです。
早送りせず残り時間を確認せずに
しっかり観た方のみにやってくる
ラスト10分の衝撃シーン見事な映像演出‼️
ぜひこの名作サスペンスをお見逃しなく!