2年前の手術…


全てがうまくいくと信じてた

今より良くなるって

プロレスももっともっとやれるようになるって


希望の手術だった




でも

その手術が上手くいかなくて

一年後に膝が腫れて



緊急オペになった。




麻酔から目を覚ますとこんな状態に



3ヶ月後のアメリカ行きも一度キャンセル。








術後…

広告代理店で普通に会社員しながら時間作って

リハビリして、それでも全然良くならない膝


新しく痛みが出てきた。

以前よりも痛みが増して、筋力が戻らなくなった。


これが原因不明の後遺症です。



日常生活が困難になって、


生きる意味を探す日々。



親友が呼んでる日もあった、

そんな事を思うくらい

それくらいわけわかんなくなってた。



生きるってこんなに難しかったかな、

生きるってこんなに辛かったかなって、


ずっとずっと泣いてた。





だけど、なんとかアメリカでの復帰戦を決めてから

前向きになれた。




やっとプロレスができる。




アメリカでお世話になったすみえさんが、

ずっと電話で話聞いてくれたり、

アメリカでのいろんなこと準備してくれた。




そして、やっと辿り着いた復帰戦1週間前



渡米5日前に

病院の先生の手の中で膝から変な音がなって

動かなくなった

『また手術うまくいきませんでした』



泣きながらすみえさんに連絡したら


試合できるかわからなくても、

とにかくおいでって



コスチュームとシューズだけ持ってアメリカに渡りました。





あっという間に復帰戦だった。


不思議だった。

膝は痛くないし、普通に動ける自分。

プロレスラーに戻った瞬間だった。



それから決まっている試合を全てクリアして膝の様子を診る為に帰国しました。





帰国後は膝はかなり安定してた。

病院、リハビリ、トレーニング、トレーナーさんの全面サポートで迎えた日本復帰戦…



またまた不思議。


リングに上がるとさ、いつも思うんだ、

まだまだやれるんだって。









なのに…




ただ歩いてただけなのに…

今まで戻せたロッキングが…

戻らなくなって救急車で運ばれた。


痛いのもあったけど、


それより胸が締め付けられた

『あぁ、もう無理だ』


って張り詰めてた糸が緩みました。



と同時に我慢してたいろんな感情が抑えられなくて

涙が止まらなかった。



プロレス、いや、もう生きることも

頑張れない。




神様はいつも私から大事なものを奪っていく。

何度も何度もよくない選択が頭をよぎりました。




そんな時に頂いたLINE。


そして、そこから始まった

クラウドファンディングへの挑戦。





それに手を差し伸べてくれた

NOMADS'のメンバーたち



運営を手伝ってくださることなったプロレスTODAYの方々




みんなの想いが重なり開始したプロジェクト

『ジャングル叫女AID』

https://camp-fire.jp/projects/view/659092



開始10日で目標金額に到達いたしました。



そしてあと2時間で終了いたします。



この約1ヶ月…

途絶えることのないご支援、

そして温かいメッセージに、



辛い、苦しいだけの想いが

嬉しい、幸せ、ありがとうっていう気持ちで溢れました。



家族、友人、仲間、関係者の方々、

そしてジャンサポのみなさんのお陰です。



本当に本当にありがとうございます。


1秒でも早くこの想いを伝えたくて終了前にブログに書きました。




ラストマッチは4月14日…






プロレス人生でもしかしたら1番激しい試合になるんじゃないかな?って思ってます。



今までなんだかんだ諦めずに乗り越えてきたから

今、私はプロレスラーでいれてます。


だから、この先も

諦めない限りプロレスラーです。




絶望の淵から救ってくれた世界中のみなさん。

そんなみなさんにただ一言…


私は世界一幸せなプロレスラーです。




諦めない気持ちを思い出させてくれて

ありがとう。






ジャングル叫女