大事な事ですので、ご自分に合った対策を施して上げて下さい
夏場の暑さ
日本のじめじめした気候は、フクロモモンガにとって良い環境ではありません
と言ってクーラーを1日中、稼働させる必要もありません。
通期の良い日陰の部屋で、ケージ内が蒸れない様に管理すれば大丈夫です。
太陽光はレースのカーテンを通して、お部屋に差し込む程度のもので良いです。
ケージに直接、日光が当たるような場所は避けて下さい
良く勘違いされている方がいらっしゃいますが、日光浴は日陰で行う物で
決して直射日光に当てては絶対にいけません
夏場は別段、電気で稼働する装置を使わなくても工夫次第で管理できます。
冬場の寒さ対策
私の住んでいる新潟では11月から3月までは寒く曇天の日が続きます。
当然、管理温度を上げる為のヒーターは絶対に必要となります。
フクロモモンガの快適温度は26℃~28℃と言われています。
通常、上記の温度を目標にヒーターの温度を設定する訳ですが
冬場は温度が下がって行く一方なので、私は上記温度より
設定値を2℃~3℃高め(28℃~31℃設定)に設定しています。
温度が下がっても26℃~28℃をキープさせる為にそうしています。
温度が低いと低体温症に陥り最悪の場合、死んでしまうので
ヒーターの電気代はケチらない方が良いです。
と言っても 無駄に電気代を使う訳にも行きませんから
保温効果を高める為にケージのカバーや囲いを工夫されて保温効果を
高めて使えば電気代も節約が出来ます。
カバーや囲いをした場合の注意点は蒸れや、思った以上の温度上昇です。
温度計を使用して常時、設定温度を確認する必要があります。
もう一つの注意点は日光不足に陥る事です。
これは新潟や日本海側の雪国だけに言える事なのかもしれません?
先に述べた様に冬は殆ど日光が出ません
したがって日光浴すら出来ない日々が5ヶ月ほど続きます
私はその日光不足を補う為に、爬虫類用のバスキングライト(蛍光灯タイプ)を
冬の間はケージに照射して補っています。
ライトの種類は3波長(太陽光に近い光)ライトで400nmの波長がでている
タイプを使用しワツト数は広さで使い分けています。
この場合の注意点はライトの熱です。
比較的、熱くはならないタイプのライトですが万が一と言う事も
ありますので、カバーの付いたスタンドを使用し、燃えやすい素材の
物から遠ざけて設置して下さい