フクロモモンガの病気 | 店長の気ままな日記

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日常の事から採集や飼育
そして動物との触れ合いや
宣伝等を載せて行きます。

お迎えをお考えの方が一番に心配する事です。

普通はフクロモモンガを見てくれる獣医を見つける事となる訳ですが
都会ならいざ知らず、私の様に田舎にお住まいの方には無理があります。

それだけ飼育人口も少なく、営業にならない事も有るからでしょう
うさぎが関の山で、エキゾチックなど専門的に見て頂ける
動物病院は、非常に少ない!(新潟県は新発田シートン動物病院)

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しかし 私は思うのです。
犬や猫そして、うさぎの様にペットとして品種改良された動物であれば
遺伝的に野生種よりは弱くなっている為、人間と同じ病気を発症してしまう
当然、飼育環境も大きく影響していると思いますが

然し、フクロモモンガは野生種を人工繁殖してペットとしている訳ですから
免疫力もそのまま受け継いでいると思うので、病気には基本なり難いと
考えています。

病気になるのは、飼育者の知識不足(私も含め)と管理不足がもたらす物だと
思いますので、その事を心して飼育して下さい

フクロモモンガで1番に多い症状

脱毛と自咬行為などの事例が多く報告されています。

自咬行為は病的な要因と言うより、ストレスによる要因の方が
強い様ですので、ストレスを取り除いてあげる必要があります。

フクロモモンガは集団(6匹~7匹程度)で生活しています。
単独で飼育をした場合、群れのリーダー(野生化では♂)が存在しないと
淋しさからストレスを感じ、自咬行為や脱毛が見受けられるようです。

飼い主とのコミュニケーション不足が大きく左右しますので
毎日の触れ合いを怠らない様にして上げて下さい

それでも自咬行為や脱毛が収まらない時は、下記の事が要因かもしれません

自咬行為の場合は、神経性の疾患を疑っても良いと思いますから
最寄りの動物病院へ行き診察をして貰って下さい。

脱毛の場合は、脱毛の進行速度が遅い・皮膚が赤く無い・ただれも無く
カサカサにもなっていない時は栄養不足が考えられます。
従って動物性たんぱく質やビタミン・ミネラルを摂取させて下さい

ゆっくりですが体毛は生えて来ます。
日頃のご飯メニューが大事と言う事になります。

脱毛の進行速度が早い・皮膚が赤い・爛れてじゅくじゅくしている
カサカサしてフケのような物がでている等の場合は、菌(カビ)などによる
疾患が考えられますので、直ちに動物病院へ行き診察をして貰って下さい


毎日のお世話の中で普段と違う様子を、いち早く察知してあげる事で
大事な家族を失うリスクが大幅に減ります。


最後にフクロモモンガは、とっても可愛い奴です(^O^)/
此れから、お迎えされる方々の参考にして頂ければ幸いです。

by 寅造







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