フェルメール展とルーベンス展 | ジャングルジムブログ

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秋らしいお天気が続いていますが、「芸術の秋」ということで先週は美術展を堪能してきました。

 

1日に2つの美術館を回るという強行軍でしたが、どちらも上野ですから時間的には大変短くすみました。

 

 

オランダ絵画黄金時代の巨匠ヨハネス・フェルメール(1632-1675)は現存する作品が35点しかなく、そのうちの9点が東京に来るため大変話題になっているようです。

指定された時間に「上野の森美術館」に行ったのですが、人人人の大行列でびっくりしました。実際に見る作品は想像していたよりずっと小さいものばかりで、これには驚きました。

特に有名な「牛乳を注ぐ女」は45.5×41というサイズにもかかわらず、凄まじい力を持った作品で感動しました。

 

 

「上野の森美術館」から歩くこと3分で「国立西洋美術館」に到着、今度は「ルーベンス展」です。ぺーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)はバロック期のフランドル(オランダ南部・ベルギー西部・フランス北部)の画家ですが、私は名前しか知りませんでした。「フランダースの犬」でネロが憧れ続けたのが、ルーベンスだったのです。

さて、こちらでは絵の巨大さに圧倒されました。上にアップした「パエトンの墜落」は98.4×131.2ですが、これは小さい方で2m×2mを超えるような作品がほとんどでした。絵の題材は宗教的なもの神話的なものなどが多く、私の理解の範囲を超えるものが大半でしたが、お腹がいっぱいになったような感じで大満足でした。

 

算数担当 向後裕