知的(発達)障がい者を支援する施設の中には、未だに支援員のことを「先生」と呼ばせている事業所があります。


措置制度の頃の名残りなのでしょうか、、、




私が障がい分野の仕事に就いた30年前、福祉の現場では、利用者と職員の立場は対等ではありませんでした。


支援という言葉も一般的ではなく、指導という言葉が使われていました。


知的(発達)障がい者を指導する立場だから指導員。


利用者の呼称は、呼び捨てもしくはあだ名で呼ばれ、職員の呼称は先生。


暮らしや、職業について指導するんだから先生。


かなり威圧的で、上から目線でした。



当時、多くの授産施設では、畑仕事や畜産などの重労働を職業訓練として行っていましたが、本人の適正が考慮されているとは言い難いものでした。


「障がいは根性で克服しろ」そんな事を言う人もいました。(現在、なんとか福祉協会とか、なんとか法人理事の立場にいる御老人の方々ですね)




一部農家で今も続いている、障がい者が奴隷のように働かされる職親制度は、行政が責任を持って廃止しなければならないと思っています。


当時は、百姓のおじさんまで「先生」ですから、障がい者の人権に関わる意識は本当に底辺でした。


最近になって、障がい者に関わる様々な法律が整備され、福祉関係者はもとより国民の意識も変わりつつありますが、冒頭に記したように、浸透しているとはまだまだ言えない状況です。




障がいのある人もない人も、対等な立場で自分らしく生きる権利がある❗️


それが社会に浸透したら、日本は今以上に暮らしやすい国になると思います。