重度の知的(発達)障がいのある子どもは、成長とともに家庭での養育が困難になるケースが少なくありません。
中軽度の知的(発達)障がいのある子どもが、成人して「親と離れて独り立ちする、したい」と思うのは自然な事だと思います。
障がいの状態、有無に関わらず、いずれは、親から巣立っていくのが子どもです。
反抗期、ガラスの十代(古いですかね?)真っ只中の我が家の息子も、いずれ家を出て行くことでしょう。
独立心が芽生えたら、親としては応援してやりたいと思いますが、とはいえ、親元を離れて生活するのは、健常者であっても大変な事です。
ましてや、知的(発達)障がいのある方の独り立ちしたいという思いを叶えるのは、本当に大変だと思いますが、これからはそういったニーズに応えいくのが福祉の基本になると思っています。
まだまだ十分とは言えないですが、法整備、社会的な認知、福祉サービスはかなり充実してきて、障がいのある人でも支援区分に応じた地域での生活が(なんとか)送れるようになってきましたから、それぞれの状況に応じて制度を活用して、思いを叶えられればと思います。
重度の障がいがある成人が、いつまでも親元で暮らさなければならないとは思いません。
独り立ちというのとは少し違うかも知れませんが、人生の中で障がい者支援施設やグループホームを経験するという選択肢があっても良いと思いますし、その人らしい暮らし方を選べる世の中にならなければならないと思います。
どのような形で離れて暮らすことになっても、障がいの有る無しに関わらず、子を思う親の気持ちは変わりません。
その子らしい暮らしのなかで、たくさん幸せを感じながら人生を楽しんでほしいと願っています。
