『よくぞここまでたどり着いたな勇者よ！』
世を混沌に陥れんとする魔王は超然と迎える
『我のものになるのであれば
世界の半分をやろう…どうだ？』
この誘いに勇者は
『断る！』
僕らの様なゲーム世代には知らぬ人はいないかもしれない様な問答
それが今日の日本におけるＲＰＧやファンタジー物語やらの土台になっていると言っても過言ではないと思う
古より人間界と魔界は対立を余儀なくされ
連綿として人と魔族との争いは絶えない
しかし
そこは平行線を保つ事はなく
『魔王』の軍は勢力を増し
次第に世界は闇に覆われてゆく
人々は困窮し
誰もが破滅を予期せずにはいられない中
どこからともなく現れた一人の若者
彼は世界の救世主であり人々は一人巨悪に立ち向かうその勇気を称え若者を『勇者』と呼んだ
そんな勇者の冒険譚を僕達は幾度となく
観
聴き
遊んだ筈
この揺るぎない設定たる世界に置かれた状況に疑問を投げかける者がいたら？
剣と魔法という
我々とは異なる高度な文明があれど
人々の精神としての文化がまだ途上にある世界で頸木を解き放たんとする者がいたら？
ただ時代の流れと共に変わってゆくのは道行きと結果のみで
関係を繋げる糸は最悪の形でしか結ばれない
それを紐解き結び変える者がいたら？
きっとそれは誰もが観たことのない新たな繋がり
繋がりはカタチとなり
広がりとなり
広大な世界を築き上げるかもしれない
その誰もが目にしたことの無い世界を二人は丘を越えて見ようと誓った
そんな
『魔王』と『勇者』の物語り
昨年１０月３１日に発売になりました書籍
『まおゆう 魔王勇者
エピソード１ 楡の国の女魔法使い』
こちらに付属されるドラマCD『まおゆう 魔王勇者』
に勇者役で出演しております
この作品は小説というよりは戯曲のような作りをしておりまして
基本的に登場人物の会話だけで物語が紡がれております
(登場人物に固有名称は無く職業や種族等で語られています)
ちなみに前置きで上記した僕の勝手な文章は気にしないでください（笑）
ドラマCDが付属されている書籍は本編の外伝的エピソードなのですが
ドラマCDは本編を音声化
しかも豪華キャスティング(笑)
ドラマCDは二枚組なのですが
一枚目はナレーションの永井一郎さん以外は
勇者と魔王の完全二人芝居
いやあ台詞が多い多い
勇者は難しい事は言わないキャラクターなので助かりましたが（笑）
原作を既に読まれている方にはより楽しんで貰え
此方から触れるという方にはとても雰囲気が伝わるものになっているのではないかと思います
この作品もライトに綴りながらも壮大なる物語です
興味を持たれた方は原作からでもドラマCDからでも
どちらからでも楽しめますので是非お手にとってみてくださいませ
っという記事を
書いたまま更新せずにいてしまった
いけない僕(笑)
現在は「まおゆう」本編の第五巻が発売されていまして
（こちらの特装版にはドラマCDの第二弾が付属）
原作既刊ラインナップは
「まおゆう魔王勇者」1巻～5巻
「まおゆう魔王勇者 エピソード１ 楡の国の女魔法使い」
となっておりますれば
加えて
来る2月19日日曜日に
この「まおゆう」の
朗読劇
が行われます
『まおゆう魔王勇者
エピソード0 始まりに至る物語』
日程：2012年2月19日（日）
場所：渋谷公会堂
昼の部：勇者編「出立」
開場/12：30 開演/13：30～
夜の部：魔王編「恋慕」
開場/17：30～ 開演/18：30～
キャスト
昼の部：勇者編「出立」
魔王：小清水亜美
勇者：福山 潤
メイド長：斎藤 千和
女騎士：沢城 みゆき
女魔法使い：福圓 美里
火竜大公：広瀬 正志
冬の王子：平川大輔
先代冬寂王：森川智之
白夜王：東地宏樹
侍従長：金光宣明
メイド姉：戸松遥
メイド妹：東山奈央
老賢者：堀川りょう
収録出演
語 り部：永井一郎
弓兵：銀河万丈
夜の部魔王編「恋慕」
魔王：小清水 亜美
勇者：福山 潤
メイド長：斎藤 千和
女騎士：沢城 みゆき
女魔法使い：福圓 美里
青年商人：神谷浩史
辣腕会計：立花慎之介
中年商人：チョー
火竜公女：伊藤静
東の砦将：三宅健太
魔族娘：松井恵理子
収録出演
語り部：永井一郎
弓兵：銀河万丈
チケット価格：5,250円（税込）
チケット発売：CNプレイガイド（ファミリーマート／セブンイレブン）
チケット販売中
0570-08-9999（年中無休 10:00～18:00）
詳しくはコチラへ
http://www.enterbrain.co.jp/pickup/2011/maoyu/
コチラ魔王と勇者が出会う前を描いたストーリーとなっております
この朗読劇から「まおゆう」の世界に足を踏み入れるもよし
原作からでもドラマＣＤからでも楽しく入って頂けるのではないでしょうか
この作品も昨年アニメも好評でした「境界線上のホライゾン」と同じく
触れればはまる作品であるとお勧めしたい逸品です(笑)
さてさて
またまたハードルの上がったものにチャレンジせねばならないのね
しかしそれは
やぶさかでわない
という事で劇場でお会いいたしましょう！