電車にて移動中は
携帯をいじったり本を読んだり
音楽を聴いたりするのだけれど
そういったアイテムがないときは
車中の
「中刷り広告」
を観て楽しむ
なかなかにおいて中刷り広告を読むのは面白く
毎回ア○ラは担当者を尊敬しながら観ていたりする
本日電車内にていつものように中刷り広告をば観る
読む
まま週刊誌やらなんやらが中心なのだけれども
ある一つの広告に目が留まった
いや
留めざるを得なかった
それは女性ファッション情報誌の
SPUR
シュプール
の中刷り広告
僕はこの広告を見た瞬間に
今日の仕事が終わったら
書店に直行だ
即決だった
どうやらシュプールのターゲット層は
女性の十代などではなくもっと上
二十代中盤から三十代あたりまでだろうか
と思うような感じ
詳しくは解らない
だって読んだことないのだもの当たり前のごとく
でも今回は買わなければ
読まなければ後悔してしまう
下手をすると早く買わないと売り切れてしまう恐れもある
そう感じざるを得ないくらいの中刷り広告だった
本来
女性ファッション誌の表紙は写真だろう
当然だと思う
中刷り広告には
青の背景バックに
女性がこれまた青を基調としたエレガントな装いで挑発的に
カバンを後ろ手に持ち左手を腰にあてて括れた腰つきで立っている
おそらくこれはグッチの服なのだろう
見出しはグッチが前面に出ている
まあ当たり前だがこのグッチは「GUCCI]であって「グッチ裕○」のグッチではない
この女性に魅入られた
きっと世の男たちはこの女性を観てしまったら
このシュプールを買いに書店に行ってしまうだろう
しかもいつが発売だったのか解らない
だからこそ今日中に買わねば
そう思うほどの女性でした
これが誰だかは全く分からない
しかしそれだけで充分
僕的中刷り大賞確定
だって
その女性は
イラストで
作者は
荒木飛呂彦さん
荒木さんによるまさかの女性誌の表紙
見出しにはこうあった
「岸辺露伴 グッチへ行く」
買うしか
ないやろぉお!!
しかもオールカラーの16ページ読み切り付き!?
僕は先日
荒木飛呂彦 作
ジョジョの奇妙な冒険
を文庫で全て買い直し
毎日楽しみに読み返して
先日完結した
「スティールボールラン」
も二度読み返したばかり
第八部の「ジョジョリオン」は読みた過ぎるが
今は我慢して単行本を待とうと堪えているとき
これはなんたる誘惑か
仕事も無事に終わり急いで書店へ
おお!まだある!
しかし残り三冊!
僕と弊社マネージャーが一冊ずつ購入し
その書店では残り一冊
コチラをお読みの方で
スプール読者がいたら早めの購読をお勧めする
なぜなら
うかうかしていたら
男が買って売り切れてしまう
恐れがあるからだ
自宅に戻りはやる気持ちを抑えてゆっくりと
読み切りを読んだ僕は
大変満ち足りた気持ちになった
あとはシュプール自体を楽しむとします