メタボリックシンドローム

 

一度はどなたでも聞いたことがある名前だと思います。

 

あまりに普通になってしまって、

最近だとメタボ、と呼ばれることもありますが、

 

日本の医療を圧迫して、更には

沢山の病気を引き起こしてしまう、『疾患』の一つなのです。

 

 

 

 

21世紀の医療においてメタボは非常に重要な疾患の一つです。

 

 

代謝性疾患や循環器疾患などの原因となるものもあり、

 

メタボの最終的に行き着く疾患は様々で腎不全(透析)、

失明、起立性低血圧、下肢切断、脳卒中、認知症、心不全などの疾患となります。

 

 

この疾患一度は聞いたことがあるとは思いますが

急にこんな疾患になるわけではなく

 

 

生活習慣→肥満→インスリン抵抗性→食後高血糖、高血圧、脂質異常症→糖尿病、脂肪肝、動脈硬化

 

とどんどん病気が進んでいくのです。

 

 

 

とっても簡単に言うと、メタボ自体は問題じゃないけど、

 

 

メタボの状態が続くことで、沢山の病気が付いてくる

 

のです。

 

 

できるだけそんなことはあなたも避けたいですよね。

 

大事なか家族であってもそれは同じだと思いますし、

将来的に病院通いになって、負担がかかるのもどうしても家族なのです😢

 

 

 

 

しかもこれらはすべて並行して進行していきます。

これを最近ではメタボリックドミノと言われています。

 

メタボの一番厄介なのは病院に運ばれた、

治療が必要となったときには手遅れでほかにも

 

いろんな疾患がありました、ということです。

 

 

  メタボリックシンドロームの定義

 

 

必須項目 でウェスト周囲:男性85㎝以上 女性90㎝以上

 

選択項目

①    高トリグリセリド血症(150mg/dl)かつ/または低HDL血症(40㎎/dl以下)

②    収縮期血圧130㎜hg以上かつ/または拡張期血圧85㎜hg以上

③    空腹時高血糖110㎎/dl以上

 

必須にあてはまりかつ選択に2つ以上の人はメタボの診断となります。

 

なぜ健康診断で上記の検査をして腹囲なども計測するかというとメタボをまずは発見するためです。

 

メタボはドミノでいうと中盤、(透析などが終盤とすると)でありこの部分で洗い出し、

 

予防をすることがとても予防医学の上で重要となるのです。

 

健康診断などでメタボリックシンドロームと指摘された人は

できるだけ早く病院に行きまずは生活を変える必要があります。

 

 

 

 

まずメタボになると

 

 


動脈硬化、脂肪肝、糖尿病などが同時並行で進行していきます。

 

若いうちはいいですがメタボはいろんな疾患を引き起こします。

大きなものとして先ほど述べた

腎不全

糖尿病性網膜症

糖尿病性神経症(起立性低血圧、ED)

動脈硬化症(下肢切断)
脳血管障害による脳卒中、認知症

虚血性心疾患による心不全、心筋梗塞

 

と簡単に挙げただけでもこれだけあるのです。

 

今は特に症状がないと思っていても悪くなるといろんな疾患が相互作用で悪くなり

どんどん悪くなります。

 

病院で働いていると実はいつも僕は思うのですが

 

もちろん体質やケガや遺伝の病気で病院にいる人もたくさんいるのですが、

メタボなどの生活習慣の病気を放置して病気が判明して治療を始める人が本当に多いということです。

 

しかもそういった方は健康寿命がが短いのです。

 

治療を始めるとなると医療費、病院にかかる時間、手間がかかります。

 

 

めんどくさいから治療をやめたという人は最終的にとんでもないところまで悪くなって救急車で病院に運ばれます。

糖尿病がとても悪くなった、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、視力の急激な低下

こうなってからでは遅いのです。

 

 

それなら初めから生活習慣のこと患者に知ってもらってしっかりと習慣を正す。

 

 

そしてそもそも病気にならないで年齢を重ねていくと。

 

これが本当に大事だし、病気にならないことがやはり

 

 

 『一番大事で、一番お金も労力もかかりません。』

 

 

生活を楽しむうえでの食事や不摂生は決して悪くないとは、

思いますがそれを習慣としないことをしてほしいです。

 

 

まずは病気にならないで、健康に生きてほしい、そう願いながら毎日診療しています。

 

メタボの恐ろしさと生活を変えるきっかけにこの記事がなれば何よりも幸福です。

 

ありがとうございました😊

 

JUN